現在の経営学を支配する4つのビッグ・アイディアとは
12月はじめにチェスブロー教授の編著でオープンイノベーションの本の出版記念大会がカリフォルニアのナパのホテルで開かれたようだ。その本の序文を野中先生が書いたので、野中先生もよばれたようだ。
野中先生と会ったとき、もう年だからいきたくないといわれていたが・・・私がバークレーにいたとき、野中先生が来られて、実はチェスブローが野中先生に序文を頼んでいたのを知っていた。また、ナパで会議を開く予定だということも聞いていた。
今回は、120名ぐらいの研究者が集まり、キーノート(統一論題者のような人)として、チェスブロー、ティース教授、野中先生が報告したようだ。
そのとき、ティース教授は、現代の経営学で支配的なビッグ・アイディアは、以下の4つだと主張したようだ。
(1)ティース教授のダイナミック・ケイパビリティ
(2)チェスブローのオープン・イノベーション
(3)野中先生のナレッジ・マネジメント
(4)クリステンセンのイノベーションのジレンマ
ここには、統計学を使って、Aジャーナルに論文を掲載しようと頑張っている人は、たぶん一人もいない。
●ダイナミック・ケイパビリティに関心のある人は
以下のサイトをみてください。