慶応大学菊澤ゼミナールHP

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2017年9月13日 (水)

『週刊現代』:『組織の不条理』に関する佐藤勝氏の解説

今週発売の『週刊現代』に、佐藤優氏が拙著『組織の不条理』について取り上げてくれています。ありがたいです。

ドラマティックに不条理発生メカニズムを紹介してくれています。さすがです。うまいです。関心がある人は、ぜひ本屋でみてください。

自動代替テキストはありません。

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き)

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き

塾生新聞に拙著『組織の不条理』のインタビュー記事

慶應塾生新聞に、拙著「組織の不条理」についてインタビューを受けた記事が

掲載されました。

 

塾生新聞の存在は知っていましたが、私は個人的にあまり見たことがありません。

なかなか、うまくまとめて書いてくれています。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる

https://www.sekigaku.net/…/Default/Schedule/LectureList.aspx

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き)

2017年9月 4日 (月)

10月24日丸ビル「夕学五十講」に登壇します。

菊澤です。
10月24日丸ビルで「夕学50講」に登壇します。

●テーマ
「日本軍の失敗に学ぶ『組織の不条理』」

日本人組織に特徴的な「空気決定」や「忖度」について、日本軍の事例を用いてお話します。

これまで最初に空気が存在し、それに支配されて、日本人組織は失敗してきたと言われています。しかし、初めから空気が存在するのではなく、人間が空気を生み出し、それにしたがって失敗することを明らかにします。

関心のある方はぜひ参加してください。

10月24日
http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/2017/08/51024.html

参加申し込み MCC夕学50講
https://www.sekigaku.net/…/Default/Schedule/LectureList.aspx

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き)

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き)

2017年8月27日 (日)

広島大学での講演:空気発生のメカニズム

8月23日に広島大学高等教育研究開発センターで、講演を行いました。広島はこれが二度目ですが、大変、有意義でした。

その後、呉にいって大和ミュージアムにいきました。呉に行くまでの車窓から見える海。戦艦大和が出現しそうな感じで、感動しました。

呉の街もよかったです。歴史を感じますね。大和ミュージアムも良かった。大変、勉強になりました。

また、呉の隣の「広(ひろ)」という町もきになりました。

2017年8月25日 (金)

6刷 拙著『戦略学』ダイヤモンド社

 拙著『戦略学』ダイヤモンド社が、みなさんのおかげで、6刷になりました。本も生物と同じで、生き残ることが非常に難しいものです。こうした中、何とか、拙著『戦略学』は生き残っています。非常にありがたいです。

菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理

菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理

2018年春慶応大学丸ノ内チシティキャンパス(MCC)のアゴラ講座では、この本を中心に講義を行う予定です。関心のある方はぜひご参加ください。

2017年8月21日 (月)

ケイパビリティ・アプローチ

  ティースのダイナミック・ケイパビリティ論とアマルティア・センのケイパビリティ・アプローチの関係が気になっている。

  ティース教授は、自分のダイナミック・ケイパビリティとセンのケイパビリティ・アプローチとは、異なるものとしているが、取り込めば、もっと議論が理論的かつ補強されるように思える。センの議論は、定義など非常に明確になっているので・・・

2017年8月15日 (火)

空気、忖度、そして大和特攻(現代ビジネス)の記事

講談社のWEBサイト「現代ビジネス」に拙稿が掲載されました。

『戦艦大和「特攻」の大失敗にみる、「忖度」の本質』

●現代ビジネスのサイト

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52589

従来の山本七平の空気論は非合理的あるいは非科学的説明ですが、そのために、空気論は無責任論と結びつき、さらにそこから空気という言葉が悪用されているように思います。しかし、空気は合理的に発生し、やはり決定者は人間であることを取引コスト理論で説明しました。

関心のある方はぜひ一読お願いします。

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き)

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き)

2017年8月11日 (金)

8月23日広島大学での講演:空気の研究

8月23日に広島大学で講演します。まだ、参加が可能なようです。

今回は、日本人組織に特有の「空気」による決定について、                                            山本七平の大和特攻の事例を取り上げつつ、お話する予定です。

今年、「忖度」という言葉がはやりましたが、これと「空気」という言葉は関係しているように思います。みなさんはどう思いますか?

日本人組織の本質は変化したのか。

「空気を読んで、組織は合理的に失敗する」がテーマです。

●広島大学高等教育開発センター

http://rihe.hiroshima-u.ac.jp/2017/07/h29-823-24/

2017年5月13日 (土)

拙著『組織の不条理』を東芝問題に応用する(現代ビジネス)

  拙著『組織の不条理(中公文庫)』を東芝問題に応用した記事が『現代ビジネス(講談社)』に掲載されました。

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き)

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き)

★現代ビジネス(講談社)

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51710

『東芝が陥った「ガダルカナル化」現象』

●原子力ビジネスから撤退できない東芝が、ガダルカナル戦で撤退できなかった日本軍と同じような合理的失敗(不条理)メカニズムに陥っていることを説明しました。関心のある方はぜひ一読お願いします。

●現代日本企業の病理のひとつは、「ガダルカナル化」現象だと思います。

2017年5月 3日 (水)

限定合理性、新制度派経済学、そして行動経済学

 人間は完全に合理的はなく、完全に非合理的でもない。人間は、限られた情報の中で、合理的に行動しようとする。これが、限定合理性の仮定である。

 この仮定は、H.A.サイモンが新古典派経済学を非現実的として批判し、経営学をより経験科学的なものとして再構成するために、明示的に主張ものである。

 人間は、情報が不完全なので、新古典派経済学のように、微分して最適解を瞬時にえることはできない。何よりも、満足するような方法を一歩一歩進むような意思決定プロセスが存在するというのが、サイモンであった。

 こうして、サイモンの弟子たちは、意思決定プロセス論を展開することになる。しかし、それは記述であって、説明ではないことから、役に立たないことが理解される。

 こうして、この方向性を避けたのが、サイモンの弟子であるウイリアムソンである。彼は、心理学的方向性を避けたのである。そして、より経済学的で、制度や状況決定論へと進む。なぜか。このような非心理学的な(制度論的)説明は、よりテスト可能性、再現可能性、反証可能性が高いからである。

 状況(制度)によって人間行動を説明する方が、人間の心理的要素(内面的欲求、劣等感、満足)によって人間行動するよりもテストしやすいのである。心理学的説明の弱点は、なんでも説明できるという点である。これは、強味ではなく、弱みなのである。

 ポパーによると、アドラーがその典型だという。アドラーによると、人間行動は、「劣等感」で説明される。

●いま河でおぼれている子供いて、近くに一人の男がいるとする。この男は、どのような行動をとると予想されるか。

(1)もし男が河に入って子供を助けるならば、それは彼らそのような行動をとることによって劣等感を克服しようとしたからであるとアドラー理論では説明される。

(2)もし男が河に入らずに子供を助けないならば、このような緊急事態でも冷静な行動をとることによって劣等感を克服しようとしたからと、アドラー理論で説明だれる。

つまり、結局、テストできないのである。明日は、晴れか晴れ以外であるといっているのと同じ。

 さて、この同じ性質を持つ可能性があるのが、心理学を基礎とする経済学、つまり行動経済学である。プロスペクト理論の問題点は、レファレンスポイント(参照点)である。これは、人によって異なる。つまり、移動できるので、実は、なんでも説明できるという危険がある。やはり、心理学的なのだ。

 以上のように、ウイリアムソンの限定合理性にもとづく新制度派経済学とカーネマンたちの限定合理性にもとづく行動経済学は異なるものである。

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き)

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き)

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