慶応大学菊澤ゼミナールHP

私の趣味

新制度派経済学と限定合理アプローチの本

経営哲学学会HP

Note

2020年8月23日 (日)

失敗の本質

太平洋戦争において、最新技術に基づく近代戦術を駆使した米軍に対して、精神力に基づく非合理的な戦術を展開して大敗した日本軍。戦後、これを反省し、日本では論理性や合理性を重視する理系中心の教育が防衛大学校ではなされている。この教育方針に間違いはないだろう。

  しかし、さらに少し深く考えてみたい。では、当時の日本軍のリーダーたちは非論理的で非合理的だったのか。恐らくそうではない。むしろ、きわめて論理的で合理的思考の持ち主が多かったと思う。したがって、われわれが注意しなければならないのは、論理的思考が非合理的な行動を合理的に選択する可能性があるということである。つまり、不条理である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ つづきは、以下のnoteをみてください。

 

●noteー失敗の本質

https://note.com/notes/nf52b7cd64e5b/edit

2020年8月20日 (木)

東京オリンピックと不条理

  ロナウイルス問題が発生したため、今年、東京オリンピックは延期となった。しかし、来年も開催できるかわからない。再び延期となるのかどうか。延期されればされるほど、コストは増加し、日本は泥沼状況に陥る。

 

  ところで、このような泥沼状況は、ガダルカナル戦での日本陸軍と似ている。近代兵器を具備した米軍に対して、白兵突撃戦術で挑んだ日本陸軍はこの戦術を中止せず、同じ戦術を取り続けた。一見、異なる現象のように思えるが、実はそこに共通のメカニズムがある。

 

 

  ……続きは、以下のnoteの記事を読んでください。

 

●note での記事

https://note.com/kikuzawa1957/n/n451e6d8d2433

2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30