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2021年2月

2021年2月12日 (金)

アミタ会長・社長との対談第1回ーダイナミック・ケイパビリティ論

菊澤です。

 

アミタ会長・社長の熊野氏との対談第1回目です。
ダイナミック・ケイパビリティ論に関する私の最新の考えが掲載されています。ダイナミック・ケイパビリティ論に関心のある方は、ぜひ一読お願いします。

 

--「VUCAの時代に求められる"エコシステム経営"と新たな価値を生み出す組織能力 "ダイナミック・ケイパビリティ"」

■掲載URL https://www.amita-hd.co.jp/vision/message/20210212.html

 

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2021年2月 8日 (月)

暗黙知、ゲシュタルト、ダイナミック・ケイパビリティ

 ダイナミック・ケイパビリティ論を研究していると、わからないことが出てくる。これを理解するためには、暗黙知やゲシュタルト心理学の知識が必要となるように思える。さらに、これを追求していくと、ドラッカーの議論も関係してくるように思える。

 

 学問というのはいたるところで関係しているものだ。

 

 改めて、マイケル・ポランニーの「暗黙知の次元」を読んでいる。内容がかなり難解である。しかし、これを突破すると、ダイナミック・ケイパビリティ論をめぐる謎も解ける可能性がある。

 

 

2021年2月 5日 (金)

日経ビジネスでのダイナミック・ケイパビリティの連載第5回 最終回 コーポレート・ガバナンス

日経ビジネスでのダイナミック・ケイパビリティの連載の最終回 第5回

コーポレート・ガバナンスに関して、日本ではエージェンシー理論にもとづいて社外取締役が重視されているが、ダイナミック・ケイパビリティ論の観点からは社内重役が重視されることを説明しました。エージェンシー理論とダイナミック・ケイパビリティ論の関係について、ぜひ一読お願いします。

 

https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00133/020100005/

P3

2021年2月 3日 (水)

学問の連結性への驚き

 コロナ禍でずっと家に巣ごもりしていたので、いろんな本が読めた。若い時に、K.R.ポパーに心酔しすぎたために、許容力がなく、他の学派がすべて敵に見えた。そのため、他の学派の研究書を読む機会を失った。そして、今になって読むことになってしまった。

  たとえば、フランクフルト学派のホルクハイマーやアドルノ。2人はすごい、本当に勉強になる。さらに、ポパーの「歴史主義の貧困」で気になっていた2つの「全体」についても読みなおした。さらに、ドラッカーの50年代の著作。そして、今はやりのダイナミック・ケイパビリティ論など。

 これらは、全然異なる分野の人たちであり、まったく関係ないと思っていたが、実は共通点がある。ゲシュタルト心理学である。ということで、ゲシュタルト心理学についても研究してみたところ、驚いた。クーンのパラダイム論、ポラニーの暗黙知、ホルクハイマーのカント論、ポパーの全体論、ドラッカーのポストモダン、ダイナミック・ケイパビリティ論が連結してきたのである。

 こういったことが、学問のおもしろさである。

 

 

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