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2019年10月 9日 (水)

新古典派、新自由主義、市場原理主義からの脱却

菊澤 研宗: 成功する日本企業には「共通の本質」がある 「ダイナミック・ケイパビリティ」の経営学


菊澤 研宗: 成功する日本企業には「共通の本質」がある 「ダイナミック・ケイパビリティ」の経営学



  今日、いまだ自由主義、新古典派経済学、市場経済主義というシンプルな議論に依存して政策が展開されているされように思える。まさに、1980年代だ。これは怖い。
 
  これらの理論は人間の完全合理性を前提としており、取引コストがゼロの世界で成り立つ。この理論は非現実的であり、やはりアングロサクソン的であり、それゆえ日本人の社会とは異なる。
  
  そのようなことを感じている日本人研究者も多いだろう。それゆえ、新古典派経済学に代わる理論を!と願うことになる。しかし、それは絶望的だ。そんな理論が出るには、100年後かもしれない。



  そこで、私は、研究者として戦略を変えるべきだと考える。私の戦略は、視点を変えること。経済学を経済学で攻めるのではなく、経営学から攻めること。つまり、日本的な経営学を展開して、新古典派に対抗すべきだと考えている。


 


  この戦略は、大陸系研究者シュムペーターやドラッカーの戦略であり、ティースの戦略でもあると思う。
これは宣伝なのだが、今回の私のダイナミック・ケイパビリティに関する著書はその試みの一つである。その先には、「経営哲学」という米国にはない分野の本に挑戦する予定である。


 


 


 

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