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2017年8月 2日 (水)

前期試験に関する中間報告2

菊澤の試験試験に関する情報
評価基準
90点以上:S
80点以上:A
70点以上:B
60点以上:C
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59点以下:D不合格
●日吉の経営学について、3つのうちの最後の問題は、
講義に出席していたかったかどうか、まじめに資料を集めたかどうか
がわかる問題であった。この問題が解けないと、アウトになる確率が高い。
●第3問について、所有と経営の分離、所有と支配の分離だけ書いた人は誤り。
それは、過去問を書いたにすぎない。企業の目的問題、企業理論問題、企業の社会的責任問題、コーポレート・ガバナンス問題について説明することが正解である。
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●三田の経営経済について、問2は良い問題であった。
取引コスト理論を新古典派経済学の一つであると書いている学生が意外に多くいて、
驚いた。このような回答は致命的な誤りであり、即刻アウト。

●中には、新古典派経済学と新制度派経済学を間違えた人もいるかもしれないが、
この誤りも致命的であり、この講義や試験自体を否定するような回答となるので、即刻アウト。
●また、今回は、取引コスト理論、エージェンシー理論、
所有権理論を理解しているかどうか、この点に注意して採点した。
怪しい回答は、すべて誤りにした。
●ダイナミック・ケイパビリティについては、「講義で説明した範囲で」が問題となっている点に注意してほしかった。
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以上、厳しい結果となりました。

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