拙著『組織の不条理』が日経新聞の広告に!
本日、拙著『組織の不条理』が日経新聞の広告に大きくでた。その後、アマゾンのランキングは急上昇して、4月12日2時40分現在、売上ランキングは77位となった。
ほんの一時的な現象だと思うが、あの名著『失敗の本質』を抜き、現在の中公新書の超人気本『応仁の乱』も抜いた。一時的な現象だが、うれしい。
ところで、私の昔からの知人で、一橋大学教授で有名な沼上さんがいるのだが、われわれの世代もいつのまにか年を取り、経営学会では次の世代がどんどん育ってきている。なんとなく、われわれは老兵という雰囲気があり、老兵は去るのみという感じもある。
しかし、沼上さんが、最近、本を出版し、大きく広告が出たとき、同じような世代の人間として非常にうれしく思った。そして、今回、私の本の広告も、中央公論新社のスタッフのおかげで、大きくでた。これは、うれしかった。
というのも、なんとなく、まだわれわれの世代は頑張っているのだということを示せたような感じで、うれしかったのだ。
次は、ダイナミック・ケイパビリティ論で行きます。もう少し、がんばろうかな。
菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き
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