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2017年4月16日 (日)

組織の不条理:東芝問題

  東芝問題は、いろんな観点から分析できるが、問題の一つは東芝が原子力ビジネスを安倍政権(政府)と共有した点にある(所有権理論問題)。

  あるビジネスを共有すると、ビジネスを効率的にマネジメントできない。なぜか。そのビジネスが生み出すプラスとマイナス効果も共有されるので、あえてマイナスを避けて、プラスを生み出すように、原子力ビジネスを効率的に扱わない。

  つまり、マイナスがでても政府がなんとかしてくれると思うのだ。共有しているからだ。これが東芝だけの私的所有であったならば、プラスとマイナス効果は直接自分に戻ってくるので、原子力ビジネス(米国のWH)でマイナスがでたときには、すぐにマイナスを最小にするように効率的に処理したはずだ。東芝の占領統治(米国WH)の失敗なのだ。

  この詳細については、拙著『組織の不条理』のあとがきを読んでほしい。

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き)

菊澤 研宗: 組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫 き)

また、拙著『組織の不条理』について、とてもうまくまとめた書評があるので、以下のコンサルティングファームのサイトを参考にしてほしい。

●WSA:拙著『組織の不条理』中公文庫の書評

http://www.w-s-a.jp/consul/wp/%E7%B5%84%E7%B9%94%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8B%E4%B8%8D%E6%9D%A1%E7%90%86%E3%81%AF%E5%AE%9F%E3%81%AF%E5%90%88%E7%90%86%E7%9A%84%EF%BC%9F/

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