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2016年6月

2016年6月25日 (土)

不適切だが、合法的であるということ

  もう話は古くなってしまったが、舛添氏をめぐって、弁護士が「法的には問題ないが、適切ではない」と繰り返し言っていた。

  実は、この同じことをいっていたのが、ユダヤ人を大量虐殺したアイヒマンだ。彼は、イエルサレムの法廷で、「自分のやったことは、不適切だったかもしれないが、ナチス政権下では合法的であった」と。

 われわれ人間には、違法でも正しいことを行う勇気が必要なのかもしれない。というスタンスがカント哲学である。

菊澤 研宗: 組織の経済学入門 改訂版

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菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

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2016年6月22日 (水)

レヴィ・ストロース

    最近、ずっと気になって読んでいる本が、レヴィ・ストロース。若い時、ポパーリアンである僕がどうしても好きになれなかった人物である。しかし、それは食べず嫌いにすぎなかった、と今では思う。面白い。

2016年6月20日 (月)

経営哲学学会関東部会:お礼

 先日行われた経営哲学学会関東部会。たくさんの方々に来ていただき、感謝しております。楽しかったです。

質疑応答で、シーンとなるのではと、恐れていましたが、議論もアカデミックで、かなり盛り上がりました。むしろ時間が少ないほどでした。

 次回も、ぜひご参加いただけるとありがたいです。

2016年6月15日 (水)

日本一の踊り:阿波踊り

 いまから、もう約25年以上も前のことになるが(まだ髪も黒く)、自分にとって最初で最後であった「阿波踊り」を見た。

 はじめは、「盆踊りの大きくしたもの」という偏見があり、まったく関心がなかった。ところが、知り合いの人が、沿道の桟敷でみれる最高の場所のチケットをとってくれたのだ。こうして、しぶしぶ阿波踊りをみることになった。

 ところが、これがすごい。面白い、きれい、とにかく驚きの連続。すばらしいパフォーマンス。芸術に近いと思った。

 その後、青森のねぶたまつり、土佐のよさこい、その他の祭りをみたが、阿波踊り以上のものはなかった。

   その後、縁がなくて、もう25年以上も徳島にはいっていない。いつかまた阿波踊りをみに、徳島に遊びに行きたいものだ。いまは、もっと近代的で華やかになっているのだろうか?

  僕には、こういう経験があるので、いま世界が注目してる「babymetal」の踊りに、阿波踊りが取り入れられていることがすぐにわかった。

2016年6月12日 (日)

経営哲学学会関東部会のお誘い

菊澤です。
学会の宣伝です。

●もし関心のある方がいれば、学会員以外でも参加自由です。参加費は1000円です。
●学部学生で関心があれば、参加はタダです。
私、菊澤が部会長ですので、教室前の受付にいると思います。

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経営哲学学会関東部会

 

日時: 6月18日土曜日14時から

場所: 慶大三田校舎南校舎5453教室

 

―日本企業の再検討―

(報告30分、コメント10分、質疑20分)

 

1. 報告者: 朱 藝(筑波大学)

司会・コメンテータ: 三橋 平(慶應義塾大学)

テーマ:企業エスノグラフィー研究から見た日本企業:人類学者と経営学者の対話に向けて

 

 

2. 報告者: 金子浩明(グロービズ経営大学院)

司会・コメンテータ: 永野寛子(立正大学)

テーマ:日本的経営の再検討

 

 

3. 報告者: 蜂巣旭(東洋大学)

司会・コメンテータ: 涌田幸宏(名古屋大学)

テーマ:近年における日本の企業システムの変化と企業組織の適応

 

懇親会

 

参加費1000

 

2016年6月 4日 (土)

偉大な学者の論文の効用

  経営学という学問は、現実的でドロドロし複雑な学問なので、ときに疲れてしまうときがある。こういったとき、私は哲学者の論文を読むことにしている。心が洗われる。

 

「哲学者がおこなうことがらの一つで、しかも彼の最高の業績のうちに位することがらの一つは、それまで誰も気づかなった謎、問題、パラドックスに気づくことである。このことは、その謎を解くよりもはるかに偉大な業績である。」By ポパー

 

  ここから、ポパーは自然科学の謎を発見したカントの話へと進む。

 

 a=bが真であるとき、a=ba=aから区別すことは不可能であるように思える」Byフレーゲ

 

   これは、カントの分析命題と総合命題の区別へのフレーゲの挑戦である。フレーゲは、意味は同じだが、意義は異なるという形で議論を進める。

 

  この数学者フレーゲの話をもう少し詳しくいうと、以下のような疑問をフレーゲは持っているようです。

(1)a,b,cをそれぞれ三角形の各頂点とその対辺の中点とを結ぶ線分であるとする。

(2)さらに、aとbの交点をAとし、 bとcの交点をBとする。

このとき、A=A、A=Bが成り立つ。

二つは区別できるか?

カントは、A=Aを先験的に正しい分析命題とし、A=Bは経験的テストが必要な総合命題だとして区別しました。

菊澤 研宗: 組織の経済学入門 改訂版

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菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

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