三菱グループ内研究会
昨年から三菱グループ内の企業とご縁があり、先日は、三菱グループ横断的研究会で講演をした。改めて三菱グループは、すばらしいと思いました。仕事上では、それほどネチネチしてないようですが、三菱グループ関係者はやはり相互に仲がいいなあと思いました。 最強です。
参加してくれたメンバーは、各企業から送り込まれているエリートたち。今回は、改革の不条理を取引コスト理論で説明し、この不条理を回避するにはダイナミック・ケイパビリティが必要になることをいろんな事例を交えてお話した。現在、世界の経営学会で展開されている最先端のお話をしたつもりである。
メンバーはみな優秀で、それゆえとても良い質問も多く(良い質問とは、私が完全に答えることができる質問のこと)、私自身も大いに勉強になりました。理系出身のメンバーも多く、今回は講演の中ではお話できなかったが、価値判断に関する話などにも議論が及び、個人的に非常に面白かったです。« 経営学のグローバル化 | トップページ | 偉大な学者の論文の効用 »
「4)私の最近の論文・学会・講演活動」カテゴリの記事
- 東レ経営研究所の雑誌「経営センサー」3月号に論稿が掲載(2021.03.22)
- ダイナミック・ケイパビリティ論の講演について(2021.03.22)
- 組織(労働・人事)をめぐる経済学と経営学の違い(2021.03.14)
- 日経ビジネスの連載 第4回 ダイナミック・ケイパビリティとデジタルトランスフォーメーション(2021.01.29)
- 日経ビジネスでのダイナミック・ケイパビリティ論 第2回目(2021.01.15)