ダイナミック・ケイパビリティに関する最近の論文
ティース教授の最近の論文(2014)を見て、驚いたこと。実は、帰国するときに、そのドラフトはすでにもらっていたのだが・・・
(1)米国の経営学者は誰も読まないというドラッカーを、米国で最も有名なティース教授が、最新論文で今回も引用していること。
(2)多分、深く理解していないと思うが、ポパーの反証についてのフレーズがあること。(これはたぶん初めてのこと:私の未完の論文を読んでくれたのだろうか)
実は、私が日本に帰国する時に、ティース教授に会い、(1)1本はティース教授との共同論文、(2)1本はダイナミック・ケイパビリティの数学モデル論文、(3)1本はダイナミック・ケイパビリティとオーディナリー・ケイパビリティの区別に関する方法論の論文(もちろん未完のもの)を渡してきた。(3)の論文を見てくれたのではないかというあまい想像してしまいます。
●ダイナミック・ケイパビリティについては、以下のダイヤモンドHBRでの私の連載記事を参考にしてください。
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