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2015年12月

2015年12月29日 (火)

紅白にある特別枠とは

  NHKの紅白に、ももクロ、きゃりーぱみゅぱみゅが落選したとき、紅白には演歌歌手枠があり、年寄にファンがいるから、仕方ないという声があった。

 このような理由は、実は私が若い時にもよく聞いた。ところが、いまは、私も若くないので、よくよく考えると不思議なことだ。

(1)私のような50代は、フォークソング、荒井由実などのニューミュージック、松田聖子、郷ひろみなどアイドル世代だ。

(2)60代から70代は、吉田拓郎、陽水、そしてグループサウンズ(+ビートルズ)世代だ。

では、演歌の世代とはだれでしょうか。どの世代なのでしょうか?

そんな枠はいらないのではないでしょうか?

菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書)

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2015年12月27日 (日)

価値判断の重要性

1970年代以降の教育で誤った教育が2点。

(1)米国人のような個人主義にもとづいて行動べき。
 ほとんどの教師も若者もこれを「わがまま」と間違えた。

(2)知識人は、好きか嫌いかといった価値判断をしてはならない。
 これによって、勉強はできるが、何か正しくて何が悪いのかという判断ができない若者が増大した。そして、いじめ問題へと。

 (2)に関して、インチキ知識人は、何が正しいのかは、個人によって異なるので、議論できないという。こういった考えが、最後の手段として暴力を持ち出すのだ。

 私は人間として、ともに議論すれば何が正しいか議論でき、相互に接近してくると思う。しかし、そんなことよりも、世の中には、われわれの価値判断を必要する問題が存在のだ。

 「海で溺れかけている自分の子供を助けにいくのか、どうか」「子供を助けに行って亡くなる親を馬鹿だというのか」

 それが、突然、自分の目の前に現れた時に、狼狽しないように、われわれは勇気をもって価値判断する練習をしておかなければならないのだ。

 価値判断こそが、機械ではなく、人間としての人間の存在証明なのだ。

菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書)

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2015年12月21日 (月)

立命館大学とのインゼミ

 立命館大学の石川ゼミとのインゼミは、とても有意義で面白かったです。石川ゼミと菊澤ゼミは、ほぼ同じ本(拙著『組織の経済学入門』)を読んでいるので、お互い共通点も多く、各チームの発表も非常にわかりやすく、とても良かったです。

 文化のまったく異なるゼミとインゼミを行うのも、カルチャーショックがあり、面白いのですが、やはり同じようなパラダイムで研究しているゼミとのインゼミは非常におもしろいと思いました。

  今回は、私自身もとても勉強になりました。また、石川先生も、熱心にたくさん質問してくれたので、とてもありがたいと思いました。学生も非常に勉強になったと思います。そして、三条での石川ゼミのみなさんとの懇親会も楽しかったです

  さらに、京都はやっぱり素晴らしいです。立命館の二条にある校舎は、すばらしかったです。今回、合宿係の山崎さんと小西さんが選んでくれたホテルも安くてかつ京都市役所前という抜群のロケーション、本当に良かったです。

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菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

野中 郁次郎: 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇

野中 郁次郎: 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇

菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書)

菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書

2015年12月18日 (金)

経営哲学から戦略学へ

   今日から、インゼミで京都へ。体調が悪い。日ごろ、学生に、体調を管理できない人間は、他人を管理できないといっている本人がこのザマである。

 さて、昨日は通信の総合講座の最終日で試験。みなさん、拙著を買っていただき、(まったく強制していませんが)感謝しています。私のサインがほしいという方に、サインをしましたが、逆に本の値段が下がるかもしれませんね。

 来年の後期、夜間スクーリングの「経営学」で拙著「戦略学」を講義する予定です。体力がもつか心配です。
 

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

野中 郁次郎: 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇

野中 郁次郎: 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇

菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書)

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2015年12月 6日 (日)

理系は有用で、文系は不要か

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  いま、大学では、理科系の学問は必要で、文系の学問は不要という流れがある。(同じように、英語は必要で、それ以外は不要というのもある)
 
  今年、東大の梶田先生がノーベル賞を受賞した。ニュートリノの質量がゼロという前提が崩れたために、これまでの理論的体系が崩れたようだ。そこで、その理論体系を立て直すために、世界中の物理学者が大騒ぎになっているという。
 
  この研究は、最終的には宇宙の成り立ちという謎に関わってくるものだ。確かに不思議なことだ。ビッグ・バンが発生して、世界がはじまるということは、どういうことか?興味が尽きない。
 
  さて、同じように、日本人とは何か。その起源や根源にも関心がある。そこに迫った人はたくさんいる。その一人が、小林秀雄だ。彼は、本居宣長を通して、迫ろうとした。本居宣長は、日本のことを「山桜花」のように美しいといった。それは、われわれが知っているソメイヨシノとは違うという。もっと堂々としており、しっかりとした花こそが日本なのだという。
 
  もう一人が、丸山真男だ。彼は、小林秀雄と異なる意見を言っていたように思える。日本の思想とは、何もないということだという。西洋のようなキリスト教的な思想がないので、何でも外国から抵抗なく輸入できたという。
 
  小林秀雄は、丸山と同様に日本が古くから外国の知識や思想を輸入してきたことを認める。それは宿命だったともいう。しかし、日本人はそれに抵抗するような「大和心」あったという。それは、輸入学問に身をゆだね表面的に知識人ぶる男にではなく、女性にあったという。
 
  宇宙の起源も面白いが、私は日本人の起源について考えるもの同じくらい面白いと思う。
 

2015年12月 2日 (水)

インゼミ

  昨日は、永野セミとインゼミ。楽しかったです。異文化交流で、いろいろと刺激を受けたのではないでしょうか。

(1)4年生は、1週間かぎりのタスクフォース。3チーム、いずれもととてもよくまとめていたと思います。さすが、4年生でした。3年生も、ぜひみならってほしいと思います。

(2)また、永野ゼミの2チームの報告もとても興味深いものでした。ダイナミック・ケイパビリティやイノベーションのジレンマ。経営学らしくて良かったです。

(3)さらに、3年生の濱野君の質問は剃刀のようにキレキレで良かったです。西山君の質問も良かったと思います。みな頭の回転が速いと思いました


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