日本の大学に修士課程は不要である
日本の大学の大学院は、修士2年、博士3年である。私の考えでは、いまの日本の文系の修士課程は不要である。米国のように博士課程だけが必要で、博士5年にすればいい。
なぜか。修士を2年で卒業する場合、もう1年目から就職活動が必要であり、2年間ずっと就職活動して終わるからだ。このような大学院は不要だと思うし、意味がない。
外部からくる外国人留学生は、ほとんどこのパターンだ。それにもかかわらず、外国人を受け入れろ、受け入れろとうるさいのだ。
したがって、大学院修士課程は、ビジネススクールやロースクール以外、不要だと思う。
この同じことが、おそらくさらに深刻な形で理系でも起こっているのではないか?理系は大学院に行くのが一般的になっているのだから・・・
●菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書
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