ダイナミック・ケイパビリティとグローバル経営
現在、世界では、ダイナミック・ケイパビリティに関心を持っている経営学者が多い。このダイナック・ケイパビリティをめぐる議論はいまだ明確ではない。
その理由は、その創始者が明確でないからである。たくさんの人が主張しているために、まとめるのが難しい。しかし、最近は、デイビット・ティース教授がその中心だといってよい。
ダイナミック・ケイパビリティは、とくに経営戦略論の分野で注目されているが、やはり三つの分野を通して理解した方がよい。
(1)経営戦略論の流れ、
(2)企業境界問題(垂直統合問題)
(3)グローバル経営の流れ(多国籍企業論)
これまでHBRで三つの流れで、ダイナミック・ケパビリティ論を紹介してきたが、今回は(3)です。
関心ある人は以下のサイトを見てください。
●連載「ダイナミック・ケイパビリティの戦略学」:第5回なぜYKKはグローバルに強いのか?:ダイナミック・ケイパビリティと多国籍企業論
http://www.dhbr.net/articles/-/3312
●ドラッカーの方もよろしく。
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