戦後70年の文庫本
戦後70年記念本『日本人はなぜ戦争へとむかったのか』新潮文庫として発売されました。
この本は、NHKスペシャルで放映された内容を文庫化し、さらにインタビュー記事が付け加えられています。
この本は、かつてNHK出版から出版されています。それを新潮社が文庫にしたものです。
私もテレビに数分間出演し、さらに第2章で「日本が陥った負の組織論」30ページぐらい書いています。関心のある人は、ぜひ読んでみてください。
菊澤 研宗: 成功する日本企業には「共通の本質」がある 「ダイナミック・ケイパビリティ」の経営学
最新作です。アマゾンで予約可能になりました。
菊澤編著: ダイナミック・ケイパビリティの戦略経営論
最新の戦略経営論です。戦略経営論に関心のある人には、必読です。
菊澤研宗: 改革の不条理 日本の組織ではなぜ改悪がはびこるのか (朝日文庫)
拙著『組織の不条理』の姉妹編です。現代の不条理現象を分析しています。
菊澤 研宗: 組織の経済学入門 改訂版
改訂版です。ほとんど同じですが、少しクールな感じです。
菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理
2016年2月で5刷となりました。
菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書)
ドラッカー、カント、小林秀雄です。
野中 郁次郎: 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
私の論文も掲載されていますので、ぜひ読んでみてください。
David J. Teece: Dynamic Capabilities and Strategic Management
最近、注目されているダイナミック・ケイパビリティの本
経営哲学学会: 経営哲学の授業
経営哲学の本がやっとできました。面白いですので、ぜひ買ってください。 (★★★★★)
菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書)
東電の吉田所長の行動の意味を理解するために、読んでもらいたい。
菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)
キュービックグランドストラテジーについて知りたい人はこれを読んでください。
菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理
私の新著です。読みやすくなっています。関心のある人はぜひ一読お願いします。
NHKスペシャル 日本人はなぜ戦争へと向かったのか 上
NHKスペシャルの本
TVでは見れない私のインタヴューが掲載されています。
菊澤 研宗: 企業の不条理
新著です。
菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)
新書『戦略の不条理』をさらに詳しく知りたい人
ガバナンスの比較セクター分析―ゲーム理論・契約理論を用いた学際的アプローチ (比較経済研究所研究シリーズ)
この本の第4章を書いています。 (★★★★★)
週刊ダイヤモンド別冊 歴学(レキガク) 2010年 1/11号 [雑誌]
コラムに、ヴェーバーのプロ倫について書きました。
菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書 426)
祝!はやくも増刷
孫子、山本七平、クラウゼヴィッツ、リデルハート、ロンメル、ハンニバル、ナポレオンについて解説し、新しい戦略の哲学、キュービック・グランド・ストラテシー(立体的大戦略)を提唱する。 (★★★★★)
菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)
もうすぐ発売されます。「文庫化のためのあとがき」をぜひ読んでください。 (★★★★★)
神田 昌典: 10年後あなたの本棚に残るビジネス書100
拙著『組織の不条理』も100に選ばれています。 (★★★★★)
菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理
祝2刷です。
菊澤研宗: 新著『戦略学』ダイヤモンド社
やっと発売されました。私の新しい本です。この本では、世界を物理的世界、心理的世界、知性的世界に分けて考え、従来の戦略論が物理的世界を対象とするものにすぎないこと、また心理的世界を対象としているのが行動行動経済学、さらに知性的世界を対象としているのが取引コスト理論だとし、何よりも企業が生き残るにはこれら三つの世界にアプローチするような立体的大戦略(キュービック・グランド・ストラテジー)が必要だということを説明しています。というのも、ひとつの世界だけを対象にした戦略だけでは、別の二つの世界で変化が起こったとき、淘汰されてしまうからです。
(★★★★★)
菊澤 研宗: なぜ上司とは、かくも理不尽なものなのか (扶桑社新書 16)
新書『命令違反が組織を伸ばす』の現代企業版です。
こちらの方がやさしく書いてあるので、関心のある人はぜひ買ってよんで見てください。その後で、『命令違反』を読むと、分かりやすいかもしれません。 (★★★★★)
菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書 312)
組織内の人間は、ある程度、失敗することが予測できたとても、そこに行かざるをえないことがある。このような失敗を「不条理な失敗」と呼びたい。このような不条理な失敗を回避する最終解決案は「命令違反」である。命令違反は常に悪しきものではなく、良い命令違反もある。そのような命令違反をも扱う新しいマネージメントが必要であることを、太平洋戦争の日本軍を事例にして説明する。 (★★★★★)
菊沢 研宗: 組織の経済学入門―新制度派経済学アプローチ
祝!5刷です。
最新の私の単著です。
取引コスト理論、エージェンシー理論、所有権理論をやさしく解説した本、その他、進化経済学、行動経済学、法と経済学、ゲーム理論にも触れていますので、お買得です。 (★★★★★)
菊澤研宗編著: 組織の経済学―業界分析
現在3刷です。
これは社会人学生とのコラボレイトでできた私菊澤のはじめての編著の本です。
新制度派経済学にもとづいて、メディア産業、化学産業、酒類産業、コンサル業界、ベンチャー・キャピタル、ヘッジファンド・・・・・・・・・・を分析しています。
(★★★★★)
デビッド ヴァイス: Google誕生 —ガレージで生まれたサーチ・モンスター
グーグルには関心をもっています。
Chris Anderson: The Long Tail: Why the Future of Business is Selling Less of More
ローングテールの本です。 (★★★★★)
菅谷 義博: 80対20の法則を覆す ロングテールの法則
ロングテールの法則は話題になっていますが、
私はこの本を未読。
ロングテール戦略行動は心理会計的に説明できると思います。ただし、その行動が成功的かどうかはわかりません。
不条理なコンピュータ研究会: IT失敗学の研究―30のプロジェクト破綻例に学ぶ
私の論稿も載っているので、関心のある方はぜひ読んでみてください。不条理のIT版です。 (★★★★★)
小林 秀雄: モオツァルト・無常という事
小林秀雄のモーツアルトの批評は絶品 (★★★★★)
スティーヴン・レヴィット: ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
シカゴ大学の先生らしい本のようです。
Rose Friedman: 選択の自由―自立社会への挑戦
シカゴ学派の総帥、フリードマンの古典。英知にあふれている。 (★★★★★)
リチャード・H. セイラー: 市場と感情の経済学―「勝者の呪い」はなぜ起こるのか
私の好きなR.セーラーの行動ファイナンス、経済心理学の本です。 (★★★★★)
真壁 昭夫: 最強のファイナンス理論―心理学が解くマーケットの謎
行動ファイナスの入門書です。 (★★★★)
ヨアヒム・ゴールドベルグ: 行動ファイナンス―市場の非合理性を解き明かす新しい金融理論
行動ファイナンスの入門書。非常にやさしく、わかりやすく説明してあります。 (★★★★★)
多田 洋介: 行動経済学入門
経済心理学の入門書。 (★★★★★)
小林 秀之: 「法と経済学」入門
法と経済学分野の定番、非常にわかりやすく説明してあります。 (★★★★★)
宍戸 善一: 法と経済学―企業関連法のミクロ経済学的考察
法という制度を経済学的に分析する分野のやさしい教科書。 (★★★★)
キム・クラーク: デザイン・ルール―モジュール化パワー
モジュール組織論を最初に言い出した本 (★★★★★)
国領 二郎: オープン・アーキテクチャ戦略―ネットワーク時代の協働モデル
気になる本です。 (★★★★★)
青木 昌彦: モジュール化―新しい産業アーキテクチャの本質
この本は、最新の組織デザイン論を扱っている面白い本です。 (★★★★★)
ジェイ・B・バーニー: 企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続
バーニーの戦略論も大幅に取引コスト理論やエージェンシー理論を取り入れています。ただ少し、中身がだらだらしている感じです。
デビッド J.コリス=モンゴメリー: 資源ベースの経営戦略論
この本は、戦略の経済学に近く、新制度派の諸理論を取り入れています。モンゴメリーの夫が、リソース・ベイスト・ヴューの開発者の一人、ウエルナー・ワーナフェルトだとは知りませんでした。
オリバー・E. ウィリアムソン: 現代組織論とバーナード
これは、ウィリアムソン編著の論文集です。ここには、オリバー・ハートの論文が入っています。ただし、訳にかなり問題あり。
オリヴァー・イートン・ウィリアムソン: 市場と企業組織
ウイリアムソンの初期の取引コスト理論の翻訳です。 (★★★★★)
Sytse Douma: Economic Approaches to Organizations
これ3版ですが、4版がでているようです。この本は、組織の経済学のやさしい教科書です。ただし、所有権理論が欠如しています。 (★★★★★)
エドワード・P. ラジアー: 人事と組織の経済学
人事に関する経済分析の本です。 (★★★★★)
Eirik G. Furubotn: Institutions And Economic Theory: The Contribution Of The New Institutional Economics (Economics, Cognition, and Society)
この本は新制度派経済学を広く網羅していると思います。筆者はドイツ系の学者です。フルボトンは、所有権理論で有名な人です。 (★★★★★)
Michael C. Jensen: A Theory of the Firm: Governance, Residual Claims, and Organizational Forms
この本は、マイケル・ジェンセンの実証的エージェンシー理論の論文集です。エージェンシー理論によるコーポレート・ガバナンス分析に関心ある人は必読です。
Harold Demsetz: The Organization of Economic Activity
これは、デムゼッツの所有権理論の論文集です。すばらしい論文集です。 (★★★★★)
柳川 範之: 契約と組織の経済学
この本は、所有権理論やエージェンシー理論を中心とする最新の研究を非常にやさしく解説した本であり、初心者でも読みやすくなっています。ただし、取引コスト理論の説明はありません。 (★★★★)
ダグラスC. ノース: 制度・制度変化・経済成果
この本は、所有権理論を歴史に応用し、ノーベル賞を受賞したダグラス・ノースの本で
す。ここでは、制度変化について説明していますが、内容はかなり難解でいくぶんもやもやした感じです。しかし、多くのインプリケーションがありますので、ぜひ読んでみる価値があると思います。
(★★★★★)
デイビッド ベサンコ: 戦略の経済学
この本は、取引コスト理論、エージェンシー理論、所有権理論を数学をほとんど使わないで比較的わかりやすく説明し、応用しています。数学を使っていないために、逆にだらだらした感じもしますが、上記の「組織の経済学」と併用するとよいと思います。とくに、この本では、企業の境界問題が充実していると思います。
(★★★★★)
ポール・ミルグロム: 組織の経済学
組織の経済学で最も有名な本です。内容は非常に充実しています。しかし、私の個人的な感想からすると、かなり読みづらい本でもあります。とくに、ミクロ経済学にふれたことのない人には、つらい本かもしれません。みんなで一緒に読むことを勧めます。
(★★★★★)
Jack J. Vromen: Economic Evolution: An Enquiry into the Foundations of New Institutional Economics (Economics As Social Theory)
このブローメンの本は、進化経済学をうまくまとめています。現在、進化経済学の研究は、アルチャンのダーウイン主義、ネルソンーウインターのラマルク主義、進化ゲーム論の三つの方向がありますが、これらをうまくまとめています。しかも、ヨーロッパの研究者らしく私の好きなポパーの進化論的認識論についても言及しています。
(★★★★★)
Richard R. Nelson: Evolutionary Theory of Economic Change (Belknap Press)
この本は進化経済学の原点となる本の一つです。非常に有名な本ですが、いまだ翻日本語に訳されていません。私が留学していたニューヨーク大学スターン経営大学のドクターコースの学生が私に奨めていた本です。この進化論の分野は、非常におもしろいので、今後、もう少し研究する必要があると思っています。
Oliver Hart: Firms, Contracts, and Financial Structures (Clarendon Lectures in Economics)
この本は、オリバー・ハートの有名な所有権理論の本であり、契約理論の原点といわれている本です。やや数学的です。契約理論に関心のある人は、この本を避けて通ることができないでしょう。ハートの顔を写真で見ましたが、とてもスマートな上品な感じがしました。彼によると、この分野は数学的に定式化するのが難しい分野で、かなり苦労しているとコメントしていました。このハートの著書に関して、上記のデムゼッツによる批判的書評もおもしろいので、ぜひ併読を勧めます。
(★★★★★)
John W. Pratt: Principals and Agents
この本の中にアローのエージェンシー理論をまとめた有名な論文"The Economics of Agency"が入っています。この論文で、隠れた知識問題としてのアドバースセレクション現象と隠れた行動問題としてのモラルハザード現象が非常にうまく区別され説明されています。
Michael C. Jensen: A Theory of the Firm: Governance, Residual Claims, and Organizational Forms
この本は、実証的エージェンシー理論に関するジェンセンの論文集です。ジェンセンのエージェンシー理論の論文は、よく知られていますが、日本ではそれほど読まれていないのではないでしょうか。この本もじっくりと読んで見ると、エージェンシー理論によって会計、ファイナンス、組織が幅広く分析できることがわかってきます。
(★★★★★)
Oliver E. Williamson: The Mechanisms of Governance
この本は、取引コスト理論をコーポレート・ガバナンスの問題やコーポレート・ファイナンスに応用した論文集です。この本は、非常にインプリケーションが多い本だと思います。 (★★★★★)
ロナルド・H. コース: 企業・市場・法
この本は、取引コスト理論や所有権理論に関するコースの論文集。1937年に、つまり第二次大戦前に取引コスト理論の論文が発表されていたことに驚かされます。また、「法と経済学」という新分野の先駆けとなった論文「社会的費用の問題」の長さにも驚かされます。読む度に、新しい発見のある素晴らしい本です。数学では表せないコースの英知であふれています。とにかく、時間をかけてじっくり読んでみたい本です。
(★★★★★)
岩井 克人: 会社はこれからどうなるのか
この本は非常にいい本です。一度は読むべきです。 (★★★★★)
小佐野 広: コーポレートガバナンスの経済学―金融契約理論からみた企業論
組織の経済学的な議論がまとまっています。 (★★★★)
菊澤 研宗: 比較コーポレート・ガバナンス論―組織の経済学アプローチ
私の本です。 (★★★★★)
Jonathan P. Charkham: Keeping Good Company: Corporate Governance Ten Years On
チャーカムの有名なガバナンスの本
各国のガバナンス・システムが比較されている。 (★★★★★)
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戦後70年記念本『日本人はなぜ戦争へとむかったのか』新潮文庫として発売されました。
この本は、NHKスペシャルで放映された内容を文庫化し、さらにインタビュー記事が付け加えられています。
この本は、かつてNHK出版から出版されています。それを新潮社が文庫にしたものです。
私もテレビに数分間出演し、さらに第2章で「日本が陥った負の組織論」30ページぐらい書いています。関心のある人は、ぜひ読んでみてください。
日本の大学の大学院は、修士2年、博士3年である。私の考えでは、いまの日本の文系の修士課程は不要である。米国のように博士課程だけが必要で、博士5年にすればいい。
なぜか。修士を2年で卒業する場合、もう1年目から就職活動が必要であり、2年間ずっと就職活動して終わるからだ。このような大学院は不要だと思うし、意味がない。
外部からくる外国人留学生は、ほとんどこのパターンだ。それにもかかわらず、外国人を受け入れろ、受け入れろとうるさいのだ。
したがって、大学院修士課程は、ビジネススクールやロースクール以外、不要だと思う。
この同じことが、おそらくさらに深刻な形で理系でも起こっているのではないか?理系は大学院に行くのが一般的になっているのだから・・・
●菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書
先日、経営哲学学会の部会では、女性労働をめぐって多様性が問題になった。
多様性と均一性、これについてどう考えるか。
均一だと、競争が起こりやすく、多様だと、競争を避け、相対主義化が起こりやすい。
相対主義とは、競争を避け、同じ土俵でないと、真の議論はできないとか、あなたはあなた、私は私の好きなことをやるとかいった展開になる。そして、最後に、やってくるのは、暴力かもしれない。話し合いができないので。
均一的だと、競争が起こるが、全体としては同じ方向を向くことになる。そして、その方向に進むと、全体が絶滅するとわかっていても、そこに何か美しさや美学を感じて失敗する可能性もある。
最近の私の考えは、人間に関して、多様性よりも均一性をもとめたほうがいいのではないかと考える。というにも、人間はもともとひとりひとり多様なので、どれだけ均一性も求めても、それは多様性の上に立っていると考えられるから。
多様性のもとに、さらに多様性を求めることは非効率的で危険な気がする。
昨日、私の娘が千葉県の美術館で展開さているドラッカーコレクションを見に行った。私が招待権をもらったので、代わりに友達といったようだ。
娘はドラッカーについて、まったくの素人なのだが、帰宅したときには、ドラッカーにいたく感動したようで、展示されている水墨画をみていると、ドラッカーが本当に日本や日本の水墨画が好きだったことがはっきりわかったといっていた。
私の推測では、ドラッカーはヴィーン出身の上級階級の出身で、相当教養があり、ヨーロッパの絵画に詳しい。それを理念型として日本の水墨画を比較分析していたのだだろう。
彼は、自分の部屋にいつも掛け軸を飾っていた。彼が購入した水墨画には、かならず人間や動物がどこかにいる。彼は、室町以降の水墨画に人間が入ってくる点に、西洋におけるルネサンス芸術と同じものをみたようだ。
ドラッカーは、ヴィーンからロンドンへ渡ったとき、ケンブリッジ大学でケインズの講義を聞いている。そのとき、彼ははっきりしたという。自分はモノや貨幣ではなく、人間が好きなのだということを。
ドラッカーと日本、数奇な運命的な関係がある。
ときどき、30過ぎて、米国のどこのMBAにいくべきか、と悩んでいる人がいる。大学を選べる力があればいいが、大抵、そういった力もない。
やはり30過ぎたら、学歴ではなく、もう実力をつけて示す必要があるのではないか。さらに、いろんな本をたくさんというよりも、自分の武器なるような本を深く読む必要もある。
30代でしっかり勉強しておかないと、次の10年がだめになるだろう。
ダイナミック・ケイパビリティ。いまの日本企業にもっとも必要なことだと思います。しかし、いまいち日本では知られていない。
ぜひ以下の私の連載を読んでもらいたい。かなり理解できるようになると思います。
●ハーバード・ビジネスレビュー
第5回
http://www.dhbr.net/articles/-/3312
第4回
http://www.dhbr.net/articles/-/3161
第3回
http://www.dhbr.net/articles/-/3160
第2回
http://www.dhbr.net/articles/-/3068
第1回
現在、世界では、ダイナミック・ケイパビリティに関心を持っている経営学者が多い。このダイナック・ケイパビリティをめぐる議論はいまだ明確ではない。
その理由は、その創始者が明確でないからである。たくさんの人が主張しているために、まとめるのが難しい。しかし、最近は、デイビット・ティース教授がその中心だといってよい。
ダイナミック・ケイパビリティは、とくに経営戦略論の分野で注目されているが、やはり三つの分野を通して理解した方がよい。
(1)経営戦略論の流れ、
(2)企業境界問題(垂直統合問題)
(3)グローバル経営の流れ(多国籍企業論)
これまでHBRで三つの流れで、ダイナミック・ケパビリティ論を紹介してきたが、今回は(3)です。
関心ある人は以下のサイトを見てください。
●連載「ダイナミック・ケイパビリティの戦略学」:第5回なぜYKKはグローバルに強いのか?:ダイナミック・ケイパビリティと多国籍企業論
http://www.dhbr.net/articles/-/3312
●ドラッカーの方もよろしく。
K.R.Popperによると、われわれの認識は理論依存的だという(理論負荷性のテーゼ)。つまり、われわれの認識は、観点や理論に依存しているということ。したがって、われわれは理論的に知っていることしか見えないのだ。
このことを体験してしまった。それは、「ブラックサンダー」というお菓子だ。私は、2週間前までその存在を知らなかった。ゼミの学生の報告ではじめてその存在を知った。
すると、その存在が見えてきたのだ。
これまで、まったく見えなかったブラックサンダーが、いつもいっているコンビニのレジの横にあることに気づいた。いや、見えた。多分、これまでもそこに置いてあったはずだ。しかし、まったく見えなかったし、その存在も感じなかった。
やはり人間は知っているものだけしか観察できないし、見えないのだ。観察から理論は生まれない。理論や観点が観察を選んでいるのだ。間違いない。帰納法は存在しない。帰納的な方向性すらない。by Popper
かなり遅れましたが、連載ダイナミック・ケイパビリティ論の新しい記事がダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビューのサイトで公開されました。関心のある人はぜひ読んでみてください。
●ハーバード・ビジネス・レビューのサイト
連載「ダイナミック・ケイパビリティの戦略学」第5回 なぜYKKはグローバルに強いのか?ダイナミック・ケイパビリティと多国籍企業論
http://www.dhbr.net/articles/-/3312
これまで(1)経営戦略論の流れから、(2)垂直統合(企業境界論)の流れから、ダイナミック・ケイパビリティについて説明してきましたが、今回は(3)多国籍企業論(グローバル経営論)の流れからダイナミック・ケイパビリティ論について説明しています。
上記の(1)(2)(3)は相互に密接に関係しています。これまでの5回の連載記事を読んでもらえると、きっとダイナミック・ケイパビリティ論が理解できると思います。
●ドラッカーの方もよろしく。
●菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書)
「Toppoint」という書評の月刊誌に拙著『ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー』が掲載されました。
●菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書)
この雑誌は、月に10冊の本を厳選して、4ページに渡って本について解説するという非常に面白い雑誌です。
この雑誌で、ベストブックアンケートがはじまりました。もし拙著「ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー」に関心があれば、6月号の欄にでていますので、チェックをお願いします。
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●書評雑誌「Toppoint」のサイト
http://www.toppoint.jp/best_book_question/
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