拙著「ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー」で述べたいこと
拙著『ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー』は、一般の方にはクセのあるドラッカーなので、とっつきにくいかもしれませんが、学者仲間には受けているようです。
大体、学者が関心をもつ本は大抵売れないので、この点は問題なのですが、いろんな問題を提起しているようです。
この本では、「米国が何でも1番」という思考停止状態はやめた方がいいということ。「統計ソフトを使うとなんでも科学的に解けるという思考停止状態は避けた方がいいということ」「経済合理性を追求すると、合理的に失敗すること」などについて説明しています。
このような合理的失敗に陥らないために、ドラッカーは必要なのだということを述べていますので、普通のドラッカー論とは全く異なっています。
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