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2015年4月 3日 (金)

二つの世界:日本語と英語

   昨日から、本格的に『ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー』が本屋さんに並んだ。関心のある人はぜひ読んでいただきたい。一見、簡単そうに見えるが、中身は、結構、ハード。ある先生に「菊澤さん、順風満帆、生産性が高いね」と。これは、私の表の世界?表面的な世界?

菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書)

菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書)

 ところが、他方、裏の世界では、英語論文で苦しんでいる。いまも苦しんでいる。1本目の投稿論文は、3カ月内に2回目の修正が求めれている。

 この論文に関して、二人のレビュアーの評価が真っ二つに分かれている。一方のレビュアーは全然わかっていない。腹が立つ。冷静になるために、時間が必要。

 そして、もう1本別の論文を、ダメもとで別の有名雑誌に投稿。投稿した段階で、まずエディターが内容を確認し、レベルが低いとその時点で却下される。大抵の場合、レベルに達せずに、この段階で終わるらしい。このジャーナルは。

 私の論文は、この段階をもしかして突破してのではないかと予感する。したがって、次の段階、複数のレビューアに論文がわたっているのではないか。

 ネットで、いまどの段階かを見ることができるが、最近、「Under Review」の表示が現れた。そうであれば、それだけでもうれしい。というのも、論文は査読するに値し、レベルは低くないということを意味するからだ。

 しかし、ぬか喜びかもしれない・・・・。実は、まだエディターがレビューしているのかもしれない。

 苦しいのだが、これが、結構、面白い。大学院生のときの気分を味わえる。何か挑戦しているという気分、あるいは戦っているという気分も味わえる。さらに、何か世界とつながっているという感覚も覚えるのだ。

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