なぜか、ダイナミック・ケイパビリティの記事のアクセスNo1
最近の私の研究は、「ダイナミック・ケイパビリティ」です。
もともとそれほど関心がなかったのですが、昨年までカリフォルニア大学バークレー校に2年間留学しており、そのときの私の受け入れ教授がダイナミック・ケイパビリティの創始者であるデイビット・ティース教授だったからです。
ダイナミック・ケイパビリティは、私がこれまで専門としてきた新制度派経済学の延長上にある研究です。そして、取引コスト理論を展開したウイリアムソン教授の弟子が、ティース教授なのです。
現在、「ダイナミック・ケイパビリティ」について、ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビューで連載をしていますが、なぜか、昨日、第2回の記事がアクセス数No1となっています。誰か有名人が紹介してくれたのかもしれませんね。
★「ダイナミック・ケイパビリティの連載記事」
★http://www.dhbr.net/articles/-/3068
近々、第3回を公開する予定ですが、この第3回を読んでもらうと、ダイナミック・ケイパビリティはもっとわかりやすくなると思いますので、ぜひ読んでほしいと思います。
ダイナミック・ケイパビリティは、おそらく今の日本企業に必要な考えのように思いますので、現在、多くの研究者が関心をもっていますが、企業人にもぜひ理解してほしいと思います。
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