慶応大学商学部の入ゼミ試験も近づいてきました。慶応大学で最も面白くかつ重要なのは、ゼミナール(研究会)だと思います。ゼミに入ると、やっと商学部に入学した気持ちになるのではないかと思います。
(1)菊澤ゼミは、遊びのゼミではありません。多分、まじめに勉強しているゼミではないかと思います。極端な言い方をすると、勉強、研究、そして議論のために、ときには遊ぶという感じでしょうか。毎月、飲み会を行っていますが・・・・
(2)就職のためにゼミに入るという人がいますが、このような人はゼミに入っても長続きしません。就職が決まると、ゼミは不必要になるからです。周りに迷惑をかける人かもしれませんね。
(3)ゼミでの研究や勉強は、就職には直接関係しないかもしれません。しかし、菊澤ゼミは、徹底的にプレゼンの練習をしますので、間接的には関係しているかもしれません。とにかく、みんなの前でプレゼンする機会をたくさん与えますので、そういったことに関心のある人はいいかもしれません。
(4)それから、研究の内容については、新制度派経済学あるいは組織の経済学と呼ばれている分野を研究します。経済学と経営学の中間的な分野で、理論なき経営学と非現実的な経済学を統合し、理論的で現実的な分析を行うことを目指す研究分野です。
(5)現在の3年生、来年、4年生になる菊澤ゼミのゼミ員は、みなたいへん優秀だと思います。与えられたかなりの量の課題もみな比較的簡単に処理していました。私は楽をさせてもらっているかもしれません。
(6)さらに、現在、韓国出身の学生1名、中国出身の学生1名、中国出身の大学院生2名、さらに前期だけ中国の大学から派遣されてくる大学院生1名がゼミに参加する予定ですので、かなりインターナショナルな感じです。
ということで、優秀な4年生や大学院生とともに研究できると思いますので、菊澤ゼミに関心のある2年生はぜひ菊澤ゼミナールに来てほしいと思います。
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