3年ぶりの新しい本に向けて
新書「タイルトル未定」の本の4月出版を目指して、先週、やっと最初の原稿を提出しました。これから、何度か原稿を修正し、そして4月に出版される予定です。
2011年3月11日、東北大震災のとき、『なぜ改革は合理的に失敗するのか』朝日新聞社を出版して以来、久しぶりの本となります。
これまで、新制度派経済学を用いて、いろんな不条理現象を分析したきましたが、今度の本の内容はかなり哲学的なものです。ドラッカー、カント、小林秀雄に関係しています。不条理を解決するには、哲学が必要だということを主張するものです。
私のはじめてのドラッカーに関する本となりますが、そんな本は非科学的で無意味と批判されるかもしれません。しかし、そのような批判は科学の哲学を知らない素人の考えだということも書いています。
内容が少し難しくて、ダメかもしれません。これまで、いかにわかりやすく書くかに苦しんできました。
果たして、みなさんに受け入れてもらえるのかどうかわかりませんが、出版されたときには、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
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