ハーバード・ビジネス・レビューでの論稿(後半)カント、ドラッカー、小林秀雄
昨日、ハーバード・ビジネス・レビューのサイトで、「経済主義vs人間主義:二つの目標による管理」という私の論稿が掲載された。ここでは、ヴェーバーからはじまり、アイヒマン、そしてアーレントに関係づけて、経済主義的な「目標による管理」の問題点について説明した。非常に多くの人たちがアクセスしてくれているようで、非常に嬉しい。
前半
http://www.dhbr.net/articles/-/3036
本日は、その後半の論稿で「カント、ドラッカー、小林秀雄に学ぶ人間主義的な「目標による管理」とは」タイトルのものだ。ここでは、ドラッカーによって提唱された本来の「目標による管理」とは何かを説明している。それは、カント哲学に関わるものであり、そしてまた小林秀雄が晩年主張していた大和心のマネジメントに関わるものであることを論証している。
後半
http://www.dhbr.net/articles/-/3037
これが、私の最新の研究の一つである。
さらに、現代の最新の戦略思考であるダイナミック・ケイパビリティの連載記事については、以下の論考も読んでいただきたい。
http://www.dhbr.net/articles/-/2965
菊澤研宗: 組織の不条理―なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか
菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)
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