年末はゆっくりと自分の好きな研究を
今年、3月に米国から帰国した後、日本でたくさんの講演や学会報告を行った。いずれも向こうからの要望なので、実は自分が本当にやりたい研究の報告を行ってきたわけではない。あっという間だった。
しかし、そういった他律的な報告や研究からも、実はいろいろと学べたり、新しい発見があったりして、研究とはいうのは実におもしろいものだ。
年末になって、まだ掃除も雑用もあるのだが、徐々に処理できており、これから少し時間がとれそうだ。やっと、自分の好きな研究がゆっくりできるかもしれないと思うと、少しうれしい気分になる。
しかし、年が明けると、また講演があり、何とか3月末までに1冊本を出版したいと思っている。他にも、英語の論文を早く完成させて、ジャーナルに投稿してみたい。ということで、いろいろとある。
しかし、すべてが楽しい時間だ。来年は、もっと楽しく、良いことがあるように願いたい。
菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)
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