バークレーでお世話になったマフィーさんのこと
昨日は、野中先生にお会いし、ランチをごちそうになった。楽しかった。野中先生は相変わらずお元気で、学問的にいろんな刺激をいただいた。
しかし、野中先生から、悲しい話も聞いた。 バークレーのイノベーション研究所の事務長だったマフィーさんがガンで亡くなったということ。驚いた。
スタンフォードの医学部でガンの手術をしたことは知っていたが、その後、転移が見つかり、アッという間に亡くなったようだ。
マフィーさんは、長年、デイビット・ティース教授を支えてきた女性で、マフィーさんなくしてティースさんのいまはないかもしれない。
本当にいい人で、僕が1年目に来たとき、とてもいい部屋を用意してくれたのだが、2年目、教員が増えて、その部屋から追い出され、小さなスペースの場所に変わった。このとき、マフィーさんが私の部屋の横を通るたびに、「こめんね、こんなところで・・・」と必ず、声をけてくれた。
また、今年の3月、帰国するとき、「また1年以内に遊びに来てね」といわれ、「今度くるときは、マフィーさんが好きなお菓子をたくさん持ってくるから・・」といったのを覚えている。
本当に、いろいろとお世話になった。 ご冥福を祈りたい。
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