商業学会での報告:ダイナミック・ケイパビリティ論
先日、非会員であるにも関わらず、商業学会でダイナミック・ケイパビリティについて報告させていただく機会をいただいた。若い方も来てくれて、とても気分よく、スムーズに、時間通りに、報告することできた。
しかも、経営学分野では聞けない、興味深い考えや解釈も聞かせていただき、いろいろ勉強になった。
若い研究者の方々にとっては、あの有名なデイビット・ティース教授と直接話をしたという事実だけで高く評価していただけるようで、私にとっては、大変、ありがたいことであった。
ついでに、私はその弟子でオープン・イノベーションの大家であるヘンリー・チェスブローとも話をしたのですが・・・(調子に乗りすぎました。)
いまとなって、少し後悔しているのは、オリバー・E・ウイリアムソン。彼にアプローチすれば、よかったかなあ~という点。私は、何回もセミナーで彼をみたが、もうかなりおじいさんになってしまっていて、あまりオーラがなかった。
今後も、縁がないかなあ~と思って積極的にアプローチしなかった。(打算的だった、と今は後悔している) ウリアムソンは、私のアパートの近くに住んでいたようで、近くの郵便局でも会ったし、近くのレストランから出てくるところもみたし・・・という感じで終わった。
いずれにせよ。ダイナミック・ケイパビリティをめぐって、かなり話もまとまってきたので、近いうちに、みなさんに紹介したいと思います。
« かつて防衛大で教えていたものにとって自衛隊の活躍は嬉しい | トップページ | 学問の秋:道を開けるか? »
「ダイナミック・ケイパビリティ」カテゴリの記事
- 私の英語論文が SN Business& Economics誌 に掲載されました。(2024.03.10)
- アミタ会長・社長との対談第1回ーダイナミック・ケイパビリティ論(2021.02.12)
- 暗黙知、ゲシュタルト、ダイナミック・ケイパビリティ(2021.02.08)
- 日経ビジネスでのダイナミック・ケイパビリティの連載第5回 最終回 コーポレート・ガバナンス(2021.02.05)
- 学問の連結性への驚き(2021.02.03)