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2014年7月15日 (火)

学会にやってくる若手研究者の未来

 若いとき、学会に行くと、他大学の有名な先生がいて楽しかった。ましてや、自分が報告するときには、そのような先生に聞いてもらえることが嬉しかったことを思い出す。めったにない機会だからだ。

 

 ところが、最近の若い研究者の方々はどうなのだろうか。有名な先生は学会に来ないし、その代りに見たことも聞いたこともない先生が学会の理事として司会をしていたり、コメントしたりしている。しかも、そのコメントがひどかったり、トンチンカンだったりする。

 

 こんな学会というのは、楽しいのだろうか。まず、優秀な学者たちが学会に来なくなり、次は若い人たちも来なくなるのだろう。そう思うかもしれない。

 いや、そうではない。今後も、やってくるのだ。

 しかし、それはM・ウェーバーがプロ倫で予言した人たちだ。研究内容に関心があるのではなく、報告あるいは発表したというただ形式だけを求めてやってくるのだ。昇進のために、職をえるために。価値合理的ではなく、目的合理的に行動するために。

 

 

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

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菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理

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菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

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