帰国前に、無事、ティース教授と会うことができ、とても楽しい時間を持てた。今日は、これまで私が取ったティースさんの写真を渡し、バークレーでの楽しい話でもしようと思っていた。もちろん、わたしも如才なく、しっかり英語論文ももっていった。
昨年の暮れに、家内が、ティースさんに渡すために、サントリーの「山崎」と「響」を持ってきてくれたので、それを早速渡し、最初はサントリーがBeamを買収した話をした。サントリーについては知らなった。買収されたことは知っていた。そして、この二つのウイスキーはイギリスで賞を受賞したという話もした。喜んでくれた。
ところが、もっと驚いたはのは、ティースさんが実は関心をもっていたのは、共著の論文のことだった。私はもう関心がないのかと思っていたら、そうではなく、私が書き換えるのをまっていたようだ。そして、直ぐに今度のアカデミーオブマネジメントのシンポジウムでの原稿をくれた。そして、これは君との共同論文をかなり参考にしたといってくれた。嬉しくなっった。、
そして、ついでに、実は、ダイナミックケイパビリティに関わる数理モデルを作ってみたということで、その論文を渡したら、これまたすごく関心を示した。そして、もっと強烈な論文を渡した。
ヘルファットとウインター、そしてコリスによる批判に対して、科学哲学を使ってその批判をかわす論文を渡した。これには相当関心を示し、その場でかなり読んでくれた。そして、自分の弟子に読ませてもいいかと聞いてくれた。私は「sure」と答えた。
それから、いくつか頼まれることもあり、本日はとても有意義だった。さて、後は、UCBでティース教授の秘書のようなマフィーさんに会えるかどうか。
菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)
菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理
菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)