ダイナミック・ケイパビリティをめぐる二つの雲
1900年に英国の著名な物理学者ケルヴィン卿が、熱と光に関する動学理論はクリアで美しいが、二つの雲がかかっているという記念すべき講演をした。この雲は、1905年のアインシュタインの三つの論文によって、取り除かれた。
この話に関連して、現在、私がみるところでは、ティース教授のダイナミック・ケイパビリティをめぐって、二つの雲がかかっている。この雲を取り除こうというのが、私の第5の論文である。Removing two clouds hanging over dynamic capabilities
内容は、面白いと思うのだが、私は権威がないので、多分、無視されそう。英語を洗練したら、どこかに投稿しようと思うが、やはり目に見えない壁がわれわれ日本人の前に立ちはだかっているように思える。
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