慶応大学菊澤ゼミナールHP

私の趣味

私の著書

新制度派経済学と限定合理アプローチの本

経営哲学学会HP

« テーラーからドラッカーへ:役に立たない経営学か | トップページ | 知識はどこから生まれてくるか:経験か先験か »

2013年12月24日 (火)

米国は日本より絶対に優れているか?

米国に来て、日本で聞く「常識」に疑問をいだくことがある。
 

(1)米国の学生に比べて日本の学生は勉強していない。本当に?少なくとも三田の学生は相当勉強しているように思うが・・・

(2)米国の大学システムの方が日本よりもすべてにおいて優れている。本当に?学部は日本で、大学院は米国がいいかも?
 

(3)日本人も、外国人のように会議でがんがん自己主張するような人材になるべき。本当に?世界の人々が、youtubeなどで日本人らしさを知り始めている。
 

(4)日本の大学の講義のように一方的な講義よりも米国の相互作用型の方が優れている。本当に?「パラダイムとはどういう意味か?」という質問で、学生に事例をいわせてあっという間に40分過ぎることも。
 

(5)日本の筆記試験型入試より米国のAO入試の方が優れている。本当に?今後、国立大学は面接重視ということになるようだが、私の個人的経験では、面接すると、みんな良い人に見えてきて、選択できない。最後は、面接という点数試験になる(3人の面接官の持ち点各10点の合計で合否を決めましょうということに)。
 

(6)日本人より米国人の方がイノベーションが多い。本当に?イノベーション、新理論、新技術が米国で生まれるというよりも、そのような知識、技術、能力をもった人々が世界から米国にやってくるのだ。プラット・ホームという感じ。

などなど。・・・・・・・・

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理

菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

« テーラーからドラッカーへ:役に立たない経営学か | トップページ | 知識はどこから生まれてくるか:経験か先験か »

12)UCバークレー滞在記」カテゴリの記事

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30