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2013年10月24日 (木)

スポーツと体罰

 米国にいると、日本のスポーツと体罰の問題が取り上げられている。コーチが体罰をして、学生が自殺するとか。また、高校野球で、ひとりのピッチャーが何試合も投げ続ける。米国人からすると、奇妙な光景に見える。

  日本では、「スポーツでは体罰は教育であるとか」、「スポーツで精神を鍛える」とか行ったことが言われている。これは、文化だという人もいるだろう。しかし、こうした状況で、若い学生が自殺すると、これらが言い訳になる。若い人を自殺や死に追いやるような文化ならば、それは必要ないだろう。

  私は日本人なので、このような状況は理解できるのだが、このようなスポーツ状況は「日本だけ」という特定の地域を前提に、スポーツをしていたときのことのように思える。

  今日、スポーツも日本国内を相手にするだけではなく、世界を相手にする若い選手がたくさんでてきている。世界を相手にするときには、日本の伝統的な発想だけでは十分ではない。やはり、スポーツにも合理性が必要だ。ときには、精神主義ではなく、徹底した科学的分析が必要なのだ。

  特に、コーチや監督は国内だけをみるのではなく、広く世界を見る必要があるのだろう。このことは、スポーツに限ったことではない。いま、日本はどの分野でも、同じような状況にあるように思える。

  日本のすべて捨てるのではなく、いいところはどんどん世界から取り入れるというかつての日本の方法論が良いと思う。

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

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菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理

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菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

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