なぜ有名企業は有名大卒を採用するのか:小ネタの報告
今日のセミナーの小ネタは、「なぜ有名会社は有名大学卒をとるのか?」を有名法律事務所がどこのロースクール出身者を採用しているのかというデータを用いて明らかにするもの。
人的資本や社会的資本と関係づいて、複雑に、ごちゃごちゃと経営学的に説明しようとしていたが、結局、Spenceのシグナリング理論を実証していたにすぎなかった。
結局、採用側と候補者との間に情報の非対称があるので、一方で採用者は騙されて能力のない人を採用する危険があり、他方、候補者の中にいる本当に能力のある人たちにとっても不幸になる。
そこで、能力のある候補者たちは自分たちが能力のあることを示すために、有名大卒であることをシグナルとして示そうとする。他方、採用者も一人ひとり厳密の調査するのはあまりにもコストが高いので、シグナルとして有名大学卒かどうかに関心をもつ。
こんな感じでいいのでは。だから、大学でいくらスキルを身に着けるような教育を展開しても、それは専門学校と同じで、優秀な学生が集まるとは限らないのだ。
菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)
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