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2013年10月28日 (月)

ティース教授は絶対に理論とはいわない。

  経営学において、科学哲学に詳しかったのは、H.A.サイモンだ。彼は、初期は徹底した帰納主義であり、論理実証主義だった。しかし、後に、ポパーの批判的合理主義だといい始める。しかし、それは言っているだけだったように思える。

 こういった理由で、カーネギーメロン学派はサイモン、マーチ、そしてウイリアムソンたちは、意外に科学哲学にうるさい気がする。その影響を受けて、ティース教授もその点はかなり慎重で、「ダイナミック・ケイパビリティ」についても、絶対に「理論」という言葉を使用しない。必ず、「パースペクティブ」か「フレームワーク」か、「ビュー」という言葉を使う。

 もちろん、リソース・ベイスト・ビューなど、ビューと言っているのだから、最初から理論ではない。それを理論として実証しようとするのだから、凄い研究者はたくさんいる。

 その理由、コンピュターの性能と統計ソフトが発展したからだろう。いまは、統計ソフト依存的な気がする。私は詳しくないが、いま論文上の「文字」を処理するソフトがはやっているように思うが・・・・・

 

 

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