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2013年8月 3日 (土)

マンキュー VS クルーグマン: 米国は病んでいる  

    最近は忙しくで、紹介できませんでしたが、みなさんに米国の状況についてお話したい。たぶん、日本では、いま米国は株式市場の動きから景気が良いという印象があるのだと思います。
  しかし、米国では株式市場と実態が乖離していて景気が良いという実感がないという人が多いと思います。その原因の一つが、格差が広がっているからです。お金持ちと貧乏な人の格差が広がり、中間層はみな貧困化しているというわけです。特に、上位1%の人々の所得の上昇率が高いようです。
  このような状況で、現在、民主党と共和党が対立しています。民主党は、平等化を目指して政府は政策介入しないと米国はおかしくなるといっています。支持者は、プリンストン大のクルーグマンやコロンビア大のスティグリッツです。これに対して、これは個々人の自由と能力に応じてそうなっているので、介入する必要はないというのが共和党で、それを支持しているのが、ハーバード大のマンキューです。彼は、最近、有名学術雑誌に「1%の人々を擁護する)」という本当に面白い論文を書いています。
  マンキューは、クールです。そして、この論文にかみついているのが、パションなクルーグマンです。両者の論争はとても面白く、深いので・・・・次回、説明したいと思います。

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

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菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理

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菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

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