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2013年7月11日 (木)

経営学上、これをいうと、米国人は必ず笑う。

  日本では、バブル経済崩壊後、1990年代企業不祥事がたくさん発覚した。この状況を反省するために、コーポレート・ガバナンス(企業統治)システムの確立が急務とされた。

  そして、困っときは、いつも米国の状況を参考にする。当時、米国企業のガバナンスシステムは日本よりも透明で厳しいものだとの認識のもとに、多くの日本の企業がそれを受け入れようとした。

  そして、その際、多くの企業はコンサルティングファームに依頼した。これが、コンサルティングファームが日本で初めて注目された時期である。それまで、コンサルタントというと怪しい業種だったのだ。日本企業は、終身雇用で、職場内教育が盛んで、外部に知恵を拝借する必要はなかったからである。

  大学についてもである。「仕事については入社してから学べばいい。大学では考え方や友達をたくさん作ってきてほしい」という感じだったのだ。

   いずれにせよ。日本企業は、企業倫理的に透明な米国型経営システムをもう一度受け入れたのである。(戦後、ずっと学んできたのだが・・・)この話をバークレーの先生に話をすると、「米国企業は透明????」といって、必ず笑う。

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

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菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理

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菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

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