慶応大学菊澤ゼミナールHP

私の趣味

私の著書

新制度派経済学と限定合理アプローチの本

経営哲学学会HP

« 米国は3人にひとりが貧困な状態のようだ | トップページ | 経営学上、これをいうと、米国人は必ず笑う。 »

2013年7月 9日 (火)

就活か大学院か

     最近、優秀な学生がなかなか大学に残ってくれない。いろいろと理由はあるだろう。そのひとつとして、やはり就職活動の時期の問題があったと思う。

  就活が3年生の秋からだと、大学院にいくかどうか考える前に、とりあえずほとんどの学生が就活をすることになる。そうすると、もう抜けられなくなる。4年生になって大学院への入学を考える時期には、もう内定が出ているので、普通に、考えると、だれも大学に残らなくなる。むしろ、就職できないどうしょうもない人が大学院を考えることになるだろう。

  ところが、安倍総理の要望により、今後は、3月から就活が始まり、8月から本格的に内定がでるようになるようだ。しかし、この程度の遅れは、大学院の入学にとっては、微妙な時期だ。それに合わせるような時期に大学院の入試をしないと、みなやはり企業に行くだろう。

   数年前に、4年生の5月に大学院の推薦入試をしていたら、理由は忘れたが、文科省から文句を言われて、結局、7月にくり下がってしまった。文科省は、いま日本の大学の大学院が壊滅的な状態になることを認識しているのかどうかわからないが、とにかく外国人を入学させろといっているように思える。いま、経済・経営系には、大学で日本語を専門としていた外国人が多く、専門の知識がほとんどない。だから、大学院は学部よりもレベルが下がっているように思える。

   とても危険な状態だ。

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理

菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

« 米国は3人にひとりが貧困な状態のようだ | トップページ | 経営学上、これをいうと、米国人は必ず笑う。 »

12)UCバークレー滞在記」カテゴリの記事

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30