クルーグマン・スティグリッツ vs マンキューの戦いは面白い。
米国にいて、日本の評論家の議論を読むと、疑問に思うことがある。全体の文脈を把握せずに、自分の議論を展開するために、一部だけ取り出す。暗黙の前提は、「米国の方がいつも日本より優れている」ということ。米国では、「米国の学者がこういっているので、日本でもこうすべき・・・」という安易なパターンだ。日本の官僚もこのパターンだが・・・
しかし、米国は、いまかなり病的な状態だ。少なくとも良い状態とはいえない。EUよりも良いけれど、日本よりも良くないという感じだと思う。とくに、政治がうまいっていないので、経済もおかしくなっている。ねじれているのだ。大統領は民主党だが、下院は共和党だ。だからオバマは何もできていない。
この状態に、いらいらしているのが、クルーグマンやスティグリッツだ。これに対して、クールな議論をしているのが、ハーバード大のマンキューだ。前者は、政府の政策介入を要請し、後者はこれでいいといっている。論点のひとつは、現在、中間層が下層化し、RichとPoorの格差が広がっており、それをどうするかという問題だ。
この問題をめぐる両サイドの議論は本当に面白く、論文ができそうだ。英知で勝負している。彼らの議論を読むと、やっぱり経営学者はダメだと思う。くだらない仮説を並べてバカの一つおぼえのように検証しているだけだ。
つづく・・・・・
























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