慶応大学菊澤ゼミナールHP

私の趣味

私の著書

新制度派経済学と限定合理アプローチの本

経営哲学学会HP

« 文系は理系より劣るのか? | トップページ | ハイデッガーについて »

2013年6月 3日 (月)

世界から注目される日本の経済政策

     日本の経営学者は世界には貢献していないが、1990年代、野中先生のナレッジマネジメントで、日本の経営学が米国で話題になった。つまり、世界の学者が1度は注目した。では、経済学はどうか。日本の経済学者も、1960年代、根岸隆、森嶋道夫、二階堂、稲田、宇沢弘文による数理経済学が注目された。

  そして、いま、日本の経済学者は学問上では注目されていないが、アベノミックス、そしてその背後にいる日本の経済学者の存在は、世界中から注目されている。以下のクールグマンの議論はおもしろい。彼によると、いま、世界中が日本化している(つまり停滞している)が、だれもいろんな経済学理論的な理由をつけて解決しようとしていない。まさに、経済敗北主義者だという。政策がまったくなく、経済緊縮政策とその緩和程度。

  これに対して、日本は世界の先進国のだれもやったことのない社会的経済的実験をいま行っており、世界中の経済関係者が注目しているという。そして、もし成功すれば、日本経済が復活するだけではなく、西洋の経済関係者もまた変化するきっかけになるかもしれないと、クルーグマンは、相当、期待しているようだ。

   経営学者と異なり、いま、経済学者は世界に対して相当貢献しているようだ。成功するかどうかわからないが・・・・  

〇NY Times クルーグマンの記事

http://www.nytimes.com/2013/05/24/opinion/krugman-japan-the-model.html?_r=0

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理

菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

« 文系は理系より劣るのか? | トップページ | ハイデッガーについて »

12)UCバークレー滞在記」カテゴリの記事

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30