やはりネットワーク理論は
今日は、イノベーション研究のセミナーに出席、スピーカーはシカゴ大学の准教授(アソシエイト・プロフェッサーとアシスタント・プロフェッサーの違いは、前者は終身雇用権がある有望な若手、後者は終身雇用権のない任期付き未確定講師。確か、NYUでは5年間ぐらいの任意期だような?)。
業績をみると、さすがに論文を一流ジャーナルに掲載している。しかも、シカゴ大学だ。この分野のエリートだと思われる。修士と博士はスタンフォードで、まさにグラノベッターのネットワーク理論を用いた研究発表だった。弟子かどうかわからないが・・・
私は、社会学のネットワーク理論に詳しくないので、内容はよく理解できなかった。化学分野の論文を利用し、知識のイノベーションをめぐって関係性がどのように影響するのかを明らかにしようとする研究のようだった。研究者がどういったネットワーク関係をもてば、戦略的に雑誌に掲載されやすい論文が書け、知識を生み出しやすか、という夢のような話だ。
しかし、無理やり、実証しようとするので、確率言明を用いて説明していたが、まあ「無理」でしょう。強引な感じ。ここが、社会科学のつらいところだが・・・。
私は、どうもネットワーク理論が苦手だ。この理論は基本的に情報に関係するのだと思うが、情報が多くてもダメな場合はあるし、情報が少なくてもダメなときもある。人間にとって最適な情報量があるのかもしれないが、ひとつまちがえれば、自己矛盾言明を生み出しそうだ。とくに、確率言明=Pr(*/*)は怖い。これを用いると、自己矛盾に陥る可能性もある。
注)
確率言明が自己矛盾になる可能性があるという意味はこうです。[明日晴れる確率は90%]という言明は、厳密にいうと、[明日晴れる確率は90%であり、晴れない確率が10%である]ということになり、相互に背反することを同時に語っていることになる。それは、テストしなくても必ず真となる。つまり、そのような言明は実在とは無関係にはじめから真なのであり、それゆえ実在を対象としている経験科学的な言明ではないないのではないか?ということです。つまり、反証可能性はないのでは?by Popper.
いや、難しかった。英語だけでなく、内容も難しかったなあ~、今度、リンカーン先生に会うが、たしかリンカーン先生はネットワーク理論だったような・・・・?
























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