慶応大学菊澤ゼミナールHP

私の趣味

私の著書

新制度派経済学と限定合理アプローチの本

経営哲学学会HP

« 用語の変更:「知性的世界」から「理論的世界」へ | トップページ | 日本企業と暗黙知 »

2012年12月 6日 (木)

日本について研究する外国人に感動

今日は、日本研究センター主催の研究会に出席した。ハース・ビジネス・スクールと異なり、日本に関心がある外国研究者がたくさんいて、そのことに感動した。

いまのビジネススクールには、日本に関心をもつ学生は少ないし、日本企業を研究している研究者も少なくなっている。

こうした状況なので、今日は、日本の歴史を研究しているとか、日本のメディアに研究しているとか、日本の政治を研究しているとか、そんな人がたくさんして、感動した。とても嬉しい気持ちになるものだ。

私の考えでは、米国で、バークレーで、日本企業の研究が減少していることは、学生にとっても日本にとっても不幸な感じがする。やはり、いまだに日本企業は成功にせよ、失敗にせよ、おもしろい事例を提供してくれるものだ。

そして、依然として、イノベーションを起こしていると思うし、ネットで日本企業の面白い製品が出ると、それを外国人に紹介すると、やはり驚いている。

米国人は、洗剤不要の洗濯機の存在も、空気不要のタイヤも、ハリのいらないホッチキスも、そしていま富士フィルムが売り出している小型のポラロイドカメラの存在も知らないのだ。

そして、これから注目すべきは、ソーシャルゲームのGreeとDeNAだ。米国に進出してくるのだと思うが、もし成功すれば、シリコンバレー以外で初めてインターネット・プラットフォーム・ビジネスの成功となり、日本の存在をアピールできるだろう。

ぜひとも頑張ってほしい。ぜひとも米国シリコンバレー神話を崩壊してほしい。

菊澤研宗: 組織の不条理―なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか

菊澤研宗: 組織の不条理―なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

« 用語の変更:「知性的世界」から「理論的世界」へ | トップページ | 日本企業と暗黙知 »

12)UCバークレー滞在記」カテゴリの記事

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30