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2012年11月22日 (木)

経営学と教科書

 経営学ほど教科書を書くのが難しい学問はない。だから、経営学は学問としてはだめなのだ、というかもしれない。

 昔、経営学は科学か?という観点から、科学哲学が勉強していたことがある。ポパー、ラカトシュ、ファイアーベント、そしてトマス・クーンなど。彼らの議論からすれば、経営学なんてとても科学的とは言えない学問だ。

 しかし、最近、年をとったせいか、考えが変わってきた。とにかく、経営学という学問は教科書が似合わないのだ。むしろ、教科書のように固定されてしまうと、経営学がだめになる、あるいは腐ってしまうように思える。経営学は、つねに変化しているほうがむしろ健全なのではないか。そう思うようになった。

 だから、経営学の教科書にこだわっている人をみると、何か経営学という学問の邪魔をしているように思えてくるのだが・・・・

 どんどん変わる。それでいいのではないか?ただし、「科学」という看板は降ろす必要があるかもしれない。

 難しい問題だ。

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