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2012年10月29日 (月)

教養から専門へではなく専門から教養へ

現在の日本の大学では、入学後、一般教養科目を学びそして専門科目へという流れとなっている。大学へ入学したら、法律をやりたいとか、経済学をやりたいとか、経営学をやりたいと思って、しっかり受験勉強してきた学生にとっては、現状のカリキュラムはつらいものがある。

しかし、やはり教養というものは価値があり、重要だという点は否定できない。哲学、数学、歴史などなど本当に重要だ。

私の個人的な経験では、専門科目を深く学び、研究してから、数学が必要であることがわかったり、哲学が必要なことも分かった。さらに、論文を書いていたら、文章が気になって、名文と呼ばれる芥川や堀辰夫など、そして小林秀雄がどんな文章を書いているのかも気になった。しまいには、アインシュタインやボーアなの論文の書き方すら気になった。

このような個人的経験から、まず専門科目からはじめて、その後、自由に教養科目がとれるようなシステムだといいのではないかと安易に思ってしまうのだが・・・多分、そうするには膨大が取引コストが発生するので、大抵、現状を維持することになる。

こうして、今年もまた多くの不満を抱えた新一年生を大学は抱えることになるのだろう。

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