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2012年6月15日 (金)

Popperも訪れていたバークレー

 前にも書いたが、バークレーにはトマス・クーンがいた。そして、ドイツからイギリスに渡って、ポパーにロンドンに残るようにと言われたにもかかわらずバークレーに移ったファイアーベントがいた。

 

 おそらく、ファイアーベントはクーンと話をしてアメリカにも面白いやつがいると思ったのだろう。そして、ファーアーベントは、ポパーに相談して、クーンのパラダイム論をめぐってイギリスで討論会を企画する。これによって、クーンは一躍有名になる。その討論会での議論が本として出版された。

 

 その後、クーンは、東の名門プリンストン大学に呼ばれる。

 ポパーの本を読んでいると、ポパーもコンプトンに会うために、バークレーに来たようだ。しかし、会う前にコンプトンは亡くなったようだ。きっと、弟子のファイアーベントと、バークレーもいいねと話をしていたのかもしれない。

 

 バークレーはこういった大学なので、ここを卒業した野中先生がナレッジマネジメントを展開したのも決して偶然ではない気もする。運命の糸がつながっていたのかもしれない。

 

 そんなことを考えながら、ここでの生活を楽しんでいる。

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

●上記の『組織の不条理』の文庫版

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

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