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2012年6月14日 (木)

米国の洗濯機にはご用心

 これは、ニューヨーク大学に留学したときにも経験したことであるが、洗濯機のことについて書いておきたい。

 

 私のアパートには、各部屋には洗濯機はなく、上の階のフロアにコイン式の洗濯機と乾燥機が数台設置してあり、それを利用することになる。25セントコイン6枚が必要だ。

 この形式はニューヨーク大学に留学したときのアパートと同じだ。そのときにも経験したのだが、機械が似ていたので、嫌な予感が最初からした。

 もしかしたら、動かないのではなないか?

 

 はじめて洗濯しにコインランドリーに行った。早速、25セントコインを並べてプッシュした。動かない。困った。英語には、もし問題があれば、その機械の会社らしいところに連絡してくださいと書いてあるが、ほとんど無理。時間も遅いし。とにかく困った。

 

 そこに、運よく、他の住民の男の人が来たので、動かないのだが、どうしたらいいのか、聞いた。すると、その人は、ここはよくあるんだといって、洗濯機を足でドカンーと蹴った。そしたら、動いた。良かった。

 

 しかし、毎回、これだと困る。そこで、何がおかしかったのか、私も考えてみた。おそらく、米国の機械の精度が悪いということだから、できるだけ精度を落とさないように、こちらも行動する必要があると考えた。

 具体的には、こういうことを考えた。洗濯機を動かすには、先にも述べたとおり、25セントコインを縦に並べる穴が6つある。裏なら裏、表なら表、全部同じ方向にして6枚をならべる。しかも、できるだけ25セントコインの裏の絵も同じものにする。

 これを実践してから、いままで失敗したことがない。

しかし、安心していたら、次に予想もしないことが起こった。

 一応、洗濯が終わり、洗濯ものをとりに、コインランドリーいった。なんと、今度は洗濯機のドアがあかないのだ。強く引いてもドアが開かないのだ。困った。そこに、運よく、住民の男性がいたので、どうしたらいいか聞いてみた。

 彼は、「これはよくあることなんだあ~」といって、洗濯機を足で蹴った。そしたら、ドアが開いた。

 どもう困ったときには、足で蹴るようだ。

 いまのところ、足で蹴る機会には恵まれていないのだが、これも米国らしい状況である。日本のコインランドリーとは違うのだ。

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