野中先生との共同論文の第二弾が6月に
一橋ビジネスレビュー6月号(2012年)に、野中先生との共著論文第二弾『知識ベース企業の経済学』が掲載されます。
この論文では、野中先生のナレッジマネジメントを構成する三つ要素、(1)SECIモデル、(2)ミドル・アップ・ダウンマネジメント、(3)ハイパーテキスト型組織のうちのミドル・アップ・ダウンマネジメントの効率性とハイパーテキスト型組織の効率性を組織の経済学で証明しています。第一弾論文の『知識ベース企業の境界設定』は、(1)SECIモデルに関する論文です。
これによって、ナレッジマネジメントが経済学的にも効率的であること証明されることになります。関心のある人はぜひとも一読お願いします。
●http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/hitotsubashi/#mokuji
菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)
菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理
キュービック・グランドストラテジー
« 野中先生から本が届いた | トップページ | ダイナミックケイパビリティをめぐる現状は深くておもしろい »
「4)私の最近の論文・学会・講演活動」カテゴリの記事
- 東レ経営研究所の雑誌「経営センサー」3月号に論稿が掲載(2021.03.22)
- ダイナミック・ケイパビリティ論の講演について(2021.03.22)
- 組織(労働・人事)をめぐる経済学と経営学の違い(2021.03.14)
- 日経ビジネスの連載 第4回 ダイナミック・ケイパビリティとデジタルトランスフォーメーション(2021.01.29)
- 日経ビジネスでのダイナミック・ケイパビリティ論 第2回目(2021.01.15)