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2012年4月21日 (土)

昨日はセミナーでハーバードの教授に質問

昨日は、バークレーのビジネススクールのセミナーでハーバード・ビジネススクールの若い教授がCSRとマスコミの関係について発表していた。

内容は、企業がCSR活動をしっかりすると、問題が起こってもマスコミが悪い報道しないので、CSRは保険になるというものだ。それを実証データで説明するという内容ものだ。そして、事例として、二つの石油会社の石油垂れ流し事件(EPとエクソン)いついて説明していた。結論は、「ニュースがないことがいいことだ」という表題になる。

私はいまだ英語に自信がないので、他の研究者やドクターコースの学生のように、その場で質問する勇気はなかったが、セミナーが終わっても質問を受けていたので、勇気をも持って彼に質問してみた。内容は、以下の通り。

昨年、日本では原子力発電所が破壊されて、大きな問題を起こした。この発電設備は、少なくとも三つの企業がかかわっていた。日立、東芝、GE。このうち、日立と東芝は、マスコミに報道されて批判された。しかし、GEはほとんどマスコミに報道されなかった。この違いは、CSR活動にあるのか。GEはよいCSR活動したので、悪い報道がされなかったのか。私は、GEは報道されなかったが、その行動は社会倫理の観点からしていいとは思えない。このGEの行動とマスコミとの関係についてどう思うか?と質問した。

その若い教授は、まじめに聞いてくれた。そのような事実を知らなかったといい、ぜひ調べてみたいといってくれた。その他、CSRについて疑問に思っていることをいくつか聞いた。面白かった。

英語がうまければ、日本の学者としてもう少し発言を通して貢献でるかもしれないと思い、自分の英語能力のなさを反省している。まあ、今後に期待の一日だっだ。

いずれにせよ。この現象をどう解釈するのかである。

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

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菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

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菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

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