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2012年4月

2012年4月30日 (月)

UCバークレーの図書館に私の本が二冊あった

 ある日本の本が必要になり、UCバークレーの図書館にその日本の本はないかとネットで検索したら、その本があった.

ついでに私の本もないかと検索したら、なんど私の本も二冊が図書館に入っていた。一つは、『日米独組織の組織経済分析』文真堂ともう一つは『組織の不条理』ダイヤモンド社だった。

菊澤研宗: 組織の不条理―なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか

菊澤研宗: 組織の不条理―なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか

菊澤 研宗: 日米独組織の経済分析―新制度派比較組織論

菊澤 研宗: 日米独組織の経済分析―新制度派比較組織論

 米国のアマゾンでも、、『日米独組織の組織経済分析』文真堂が販売されているので驚いた。

●米国アマゾン

http://www.amazon.com/Nichi-Bei-Doku-soshiki-keizai-bunseki-Shinseidoha/dp/4830942886/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1335718220&sr=8-2

これこそ、ロングテール戦略か?一般に、本は売れるものか売れないものまであり、それを売れている順に並べると、右下がりの曲線になる。出版社や本屋の戦略は、右側の「馬の尻尾」のような部分の本を切り、左側の売れる本だけに力をいれる。しかし、アマゾンは馬の尻尾部分も販売してもうけているという戦略を展開しているといわれていたが、その通りかもしれない。と思った。

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

●上記の『組織の不条理』の文庫版

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

2012年4月27日 (金)

CSRについての議論の続き

自動車の実施試験にもやっと合格し、いらいらがなくなった。久しぶりの試験で、相当ナーバスになっていたので、これでやっと研究ができるという心境だ。

もちろん、こちらの実地試験は日本と比べて楽勝なのだが、状況がよくわからないので、その緊張の度合いは日本とくらべものにならなかった。

しかし、車を運転しているうちに、横に座っている試験官が、「この人はなれている」と感じてくれたようで、安心して横に座っていることが伝わってきたので、こちらも途中から安心できた。

 さて、前に、私がCSRをめぐってハーバード大学の若き教授に質問した話しで、もう一つ重要な質問をしていたことをここで書いておこう。

やはり、米国人はどうしても利益と関連づけることが好きなのだ。だから、もちろんCSR(企業の社会的責任活動)をたくさんすれば、利益は上昇するということを統計的に証明したいのだ。事実、そういった結果を紹介していた。しかし、その関係は統計的に若干弱いという結論であった。

これについて、私が彼に質問したのは、1990年代以降、日本では多くの企業がCSR活動に関心をもって、投資してきた。しかし、ほとんどの企業がCSR活動をしたので、2000年以降、どこの企業もCSR活動を行っても競争優位をえることができず、結局、その活動と利益の関係は当然薄くなる。それは、理論的には当然なのではないか。

しかし、利益とは関係なく、やはり企業はCSRを行う必要があると思うが、どう思うか?。私は、そこには哲学的な理由があると思う。という質問をした。これに対して、確かに理論的にはそうなるように思う。しかし、哲学的な理由とは何か?と聞いきたので、私はこう答えた。

企業の社会的責任の「責任」という概念は「自由」と関係しているのだ。社会に対して、自由を行使している企業が社会に対して責任をもつべきなのだ。ということを説明した。

ここで、他の学生が別の質問を彼にして介入してきたので、私もあきらめて部屋をでた。秋学期にはCSR関係のセミナーもあるようなので、参加してみたい。

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

2012年4月22日 (日)

今日は日本の食料品店へ

今日は、日本の食品店にいった。この店に行くには、車でシダーストリートを海に向かって下り、それから右に曲がってサンパブロアベニューを進む。途中に、いかにもカリフォルニアを思わせるヤシの並木がある。美しい。

これまで、痩せるために、できるだけ米を避け、パン食にしてきた。しかし、今日は、車の練習もかねて、日本の食品店に行ってみた。思ったより、安くで驚いた。コメも意外に安い。

私がいま住んでいるアパートの近くにもスーパーがいくつかあるが、意外に高い感じがしている。ヨーグルトが高い感じがする。ベーコンも高いし、ジュース類も昔ニューヨークに住んでいたときよりも高い感じがする。

それと比べると、ここの日本食店には安いものがある。もちろん、日本から輸入したようなものは高いのだが、米国で製造しているものは安いのだ。

しかし、このお店のものを買っていつも食べていると、きっと太る気がする。いま、いい感じに体重が減ってきているのだ。血圧も下がっている。いい感じだ。とにかく、いまは体重をを下げなければならない。そのために、大学の研究室まで歩くことを習慣にしなければならない。

もう少したったら、サンフランシスコの街にもいこうと思っているが、まだそんな余裕がない。

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

2012年4月21日 (土)

昨日はセミナーでハーバードの教授に質問

昨日は、バークレーのビジネススクールのセミナーでハーバード・ビジネススクールの若い教授がCSRとマスコミの関係について発表していた。

内容は、企業がCSR活動をしっかりすると、問題が起こってもマスコミが悪い報道しないので、CSRは保険になるというものだ。それを実証データで説明するという内容ものだ。そして、事例として、二つの石油会社の石油垂れ流し事件(EPとエクソン)いついて説明していた。結論は、「ニュースがないことがいいことだ」という表題になる。

私はいまだ英語に自信がないので、他の研究者やドクターコースの学生のように、その場で質問する勇気はなかったが、セミナーが終わっても質問を受けていたので、勇気をも持って彼に質問してみた。内容は、以下の通り。

昨年、日本では原子力発電所が破壊されて、大きな問題を起こした。この発電設備は、少なくとも三つの企業がかかわっていた。日立、東芝、GE。このうち、日立と東芝は、マスコミに報道されて批判された。しかし、GEはほとんどマスコミに報道されなかった。この違いは、CSR活動にあるのか。GEはよいCSR活動したので、悪い報道がされなかったのか。私は、GEは報道されなかったが、その行動は社会倫理の観点からしていいとは思えない。このGEの行動とマスコミとの関係についてどう思うか?と質問した。

その若い教授は、まじめに聞いてくれた。そのような事実を知らなかったといい、ぜひ調べてみたいといってくれた。その他、CSRについて疑問に思っていることをいくつか聞いた。面白かった。

英語がうまければ、日本の学者としてもう少し発言を通して貢献でるかもしれないと思い、自分の英語能力のなさを反省している。まあ、今後に期待の一日だっだ。

いずれにせよ。この現象をどう解釈するのかである。

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

2012年4月19日 (木)

やはりチャイムの仕掛けは上だった

昨日は、研究所の入り口のチャイムの話をしたが、やはり仕掛けは下のじゅうたんではなく、上のたぶん電波装置のようなものだった。おばさんのいうとおりだった。だから、今日はじゅたん踏まずに入ったら、やはりピンポーンとなった。帰りは、昨日、おばさんに教わった通りに、壁に沿って出たら、ならなかった。

さて、今日は、国際センターで訪問研究員のためのプレゼンがあった。バークレーでどのようにくらすかについていろいろ情報をくれた。そのとき、事務員がいまバークレーにどこの国の外国人が多いかを質問していた。

結果は、想像できるように、

1中国 500人以上

2ドイツ

3韓国

4フランス

そして、

5日本 150人ぐらいであった。

多分、日本人は減ったのだと思う。昔は、バークレーの中に、付属の英会話学校があったようだが、どうも日本人が減ったためになくなったようだ。日本人は、高い値段でも入ってくれるのだ。

また、自動車の試験場にいっても、中国語やポルトガル語のパンフレットはあるが、日本語のパンフレットはない。

さらに、バークレーの事務系の人も韓国人や中国人の女性がやたらに多い感じだ。

いずれにせよ。この現象をどう解釈するのかである。

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

2012年4月18日 (水)

ベルを鳴らさずにいかにして外にでるか?

 ハースビジネススクールの研究所に来て、ずっとわからなかったことがあった。

 私の所属している研究所の入口は入るとピンポーンとチャイムが鳴る。トイレにいくのに、何回も出入りすると、そのたびにチャイムが鳴る。だから、なかで研究している人のことが気になる。

 

 ところが不思議なことに、私が研究室で研究していると、たしかにいろんな人が研究所の外へ出てもどってきているのだが、ピンポーンという音がしないのだ。

 

 なぜだろう。きっとどこかにスタッフだけの秘密の出入り口があるはずだと私は思った。そこで、研究室に来るたびに、どこかに出入り口はないか探した。しかし、ないのだ。

 そこで、ついに受付のおばさんに尋ねてみた。「チャイムを鳴らさずにどうすれば外に出れるのか?この出入り口以外にあるのか?」

 

 すると、受付のおばさんがこう答えた。「そんな出口はないのよ。チャイムがならないように壁にそって歩いて外にでるのよ。私が示して見せてあげる。」といって、まるで泥棒のように壁にそって歩いて、チャイムを鳴らさずに、外に出て見せてくれた。

 

 あまりに原始的な答えでびっくりした。このシステム何かまちがっていない?

 しかし、チャイムの仕組みが床の方にあるのが、頭上にあるのかまだ未確定。受付のおばさんは、頭上に仕組みがあると指さしていたが、実は私は、床にあるとみている。というのも、正方形のじゅうたんが引いてあるからだ。きっとそれを踏まなければいいのだと思う。次に、それを研究してみたい。

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

2012年4月13日 (金)

米国らしい司会者

 米国のテレビを見ていて、これはすごいと思った行動があった。日本ではまず考えられない行為だ。

 それは、男女二人の司会者がいて、番組のスタートに二人が両脇から出ててきて中央で出くわす。そのとき、たまたまグラマーな女性がヒョウ柄のスカートをはいていた。

それに男性が気付いて、「すてきなスカートだね」といった。そして、彼はさらに「実は僕も今日はヒョウ柄のパンツをはいてきたんだ」といった。

ここまでは日本でもある光景だ。しかし、ここからがすごい。その男性が、なんとパンツを無理やりひっぱりだして、ヒョウ柄のパンツの一部を見せたことだ。

驚いた。さすがアメリカ。

2012年4月10日 (火)

日本人留学生の少ないことの意味

4月の1週間は嵐のようだった。

ハース・ビジネス・スクールで感じたことをお話ししたい。渡米前、日本にいるとき、日本では最近日本人の米国への留学が少ないということが話題になっていた。

私の解釈では、これは将来の日本にとってマイナスであり、学問的にあるいは将来の日本のビジネスにとってもマイナスだというネガティブな意味で語られていることだったと思う。確かに、そうだ。

しかし、米国に来てみて、そしてトップクラスのビジネススクールに出席して思ったことがある。

日本人がビジネススクールにいないことは、日本にとってだけではなく、米国のビジネススクールにとっても、とてもマイナスだということだ。

いまは、インド系、中国系、中東の留学生が多い。

しかし、今回の授業で先生が取り上げる事例や、学生がプレゼンした事例はやはり日本企業が多いのだ。日本企業の事例を扱っているのだが、そこには日本人がいないのだ。日本の企業人がいればもっと事例分析は豊かになっていただろう。みんなウイキーペディアを参考にしている程度だ。

これは、ビジネススクールの学生にとって不幸だ。日本人のいない米国のビジネススクールは、古臭い言い方をすれば、何かが足りないコーヒーと同じだ。(答えクリープ)これは、直観的で変な言い方だが、日本人のいない米国のビジネススクールは、逆に何かグローバルではない感じがする。

かつてニューヨーク大学のビジネススクールにいったとき、日本人とドイツ人も多く、米国企業、日本企業、ドイツ企業の事例がバンバン議論されていた。当時は、日本人だらけでいやだなあと思ったが、何かグローバルな感じだった。やはり、米国のビジネススクールは違うと思った。

2012年4月 7日 (土)

今日は久しぶりに平和な日

バークレーに来てから、今日は久しぶりに何もない平和な日であった。とにかく、この1週間は、本当に忙しかった。

今日は、送られてきた三田評論5月号の座談会記事の原稿を修正できたし、後はいかにして英語を勉強するかである。やることがたくさんある。

今日、スーパーに売っていた「うどん」を食べたが、スープの味がまずくて、きつかった。

また、今日は久しぶりに車の練習もできた。怖いので、右折ばかりやっているが、今日は左折にも挑戦し、少し自信がでてきた。もう少し練習してから、実地試験に臨みたいものだ。

2012年4月 6日 (金)

ウィリアムソン教授とティース教授の豪華なセミナー

今日は、ティース教授の集中講義の最後の日だった。しかし、今日は、学生の最終試験日ということで、私は欠席した。そして、アパートで洗濯し、車の練習をした。

ところが、ポスドクの学生から突然メールがきて、「今日の午後からウイリアムソン教授のセミナーがハースビジネススクールであるので、きませんか」というメールがきた。驚いた。全く知らなかった。その学生は、私が取引コスト理論が好きなことを知っていたのだ。

私は、早速、セミナーにでるために、ハースビジネススクールへいった。セミナーなので、小さい部屋だった。全部で20人ぐらいで、ウィリアムソン教授とときどき、目があうくらい近い。

さて、ウィリアムソン教授が自分がどのようにして取引コスト理論を展開してきたのかを語りだした。そして、最初に、「教えることは学ぶことでもある」というフレーズを語りだした。

そこに、なんと弟子であるティース教授が教室に入ってきたのである。豪華な感じだ。そして、ウィリアムソン教授がティース教授を指して、「おお・・・私の教え子がきた」と嬉しそうにいった。

さて、講義は続く、取引コスト理論の背景には、(1)ロナルド・コース、(2)コモンズ、そして(3)C,バーナードだと語り始めた。

そして、ウィリアムソン教授が「この中で、バーナードを知っている人?」という質問をしたとき、なんと手を挙げたのはティース教授だった。何とも言えないいい光景だった。

最後は、ノーベル賞の知らせを聞いたときのことを、とても嬉しそうに話していた。もっと聞きたかったが、次の講義が始まるということで、無理やり終わらされた。

ティース教授は学生につかまり、ダイナミックケイパビリティについての質問を受けているようだった。私は、ティース教授にアイコンタクトをして、セミナーの教室をでた。

今日は、本当に豪華な一日だった。

2012年4月 4日 (水)

ティース教授の講義2,3日目

講義も無事2,3目が終わった。いろんな学生が話かけてくるようになった。そこでわかったことは、このクラスにはいろんな種類の人がいることだ。オックスフォードでPHDをとって参加しているひと。ロースクールの学生など。

そんなか、短期プログラムで香港大、コロンビア大、バークレー大、ロンドン大が提携しているMBAプログラムに参加している慶大出身の日本人にあった。日本人ははじめてだ。やはり、ここには日本人はいないようだ。驚いた。本当に少なくなった感じだ。

私の印象では、日本人が少ないのは逆にバークレーやアメリカにとっては損だと思う。というのも、いまだに、講義の中では米国企業以外には日本企業の名前がでてくることが多く、それが学べないのだ。

また、学生グループのプレゼンが4日目から始まるが、学生も日本企業を取り上げたいが、日本語が分からず、私に聞いてくる学生もいるという感じだ。

それから、質疑応答はいいのだが、それに時間がとられて、授業が進まないのが、問題だ。いろいろいあるが、面白い。

そして、昨日はうれしいことがあった。私は、オブザーバーとして後ろでめだたないように聞いているのだが、昨日、スタンフォードの有名な先生がやってきて講義をした。さすがに、講義はうまい。

授業が終わったとき、ティース教授が私のことろにきて、そのスタンフォードの先生に紹介してくれ、かつ一緒に写真をとろうといってくれたことだ。

何がうれしいかというと、この行為は、ティース教授が私のようなドメスティックな人間の存在を認めてくれているのだな~ということを実感できたからだ。

うれしかったなあ~。私などいくらでも無視できたのに・・・

ティース教授はいい先生だ。

スタンフォードの先生は、進化論にもとづいた組織変革の話をしていたので、後で、質問した。

「進化論には、ラマルク主義とダーヴィン主義があるが、先生はダーヴィン主義に基づいていると思うが、この場合、生き残れるかどうかは、結局、自分ではく、環境が決めるので、それは運が重要という結論になるのではないか。つまり、マネジメントできないのではないか?」

これに対する答えははぐらかされた。

2012年4月 2日 (月)

ティース教授の集中講義1日目

本日、ティース教授の集中講義第一目。朝9時から夜7時まで昼と夜の食事付き。とにかく疲れた。70名ぐらいの学生が参加し、部屋が狭くて、一時は立ち見になるのではないかと不安になった。しかし、椅子だけもらえて、後ろで聞くことができた。

2時間目の講義で、暗黙知と形式知の講義になったのだが、野中先生のことを「ミスターナレッジマネジメント」と呼んで学生たちに紹介し、1時間ぐらい野中先生のナレッジマネジメントの説明をしていた。改めて、野中先生の偉大さを痛感した。米国のビジネススクールで扱われる唯一の日本人だと思う。

しかし、気になるのは日本人の少なさだ。中国人とインド人が多い。たぶん韓国人も。18年前にニューヨーク大学スターン経営大学院に留学したときは、日本人がたくさんいた。時代は変わった。

みな日本企業の素晴らしいさは理解してくれているのだが、昔ほどのインパクトはないようだ。あるいは、日本企業はもう珍しくなく、当たり前なのかもしれない。

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