『三田評論』の座談会での司会
昨日、『三田評論』5月号の座談会に参加した。テーマは日本のコーポレート・ガバナンスであり、僭越ながら私が司会を担当した。法律の先生、会計の先生、そしてファイナスの先生、さらに金融の専門家の方々と議論をした。
議論は、意外に面白かった。あまりもばらばらなので、はじめはどうなるかと思ったが、実はかなり実り豊かな議論ができたように思える。このまま議論を続ければ、相互にもっとも学べ、そして新しい知見が得られるような感じでもあった。
経済学者である亀川先生の議論は一貫していたし、八田先生の会計学的な議論も非常にするどく、面白かったし、いろんな知見を得ることができた。また菅原先生の法律的な議論も魅力的だった。さらに、矢島さんの銀行についての議論もとても興味深いものだった。
しかし、どんな議論も時間に限界があるものだ。この座談会の内容については、『三田評論』5月号をぜひ見ていただきたい。これが発行されるときには、私は米国にいるかもしれない。
『三田評論』
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