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2011年11月

2011年11月26日 (土)

中央公論別冊『日本国の失敗の本質』

 昨日は、証券業協会で講演を行った。たくさんの会員の方々の前でお話できて、光栄であった。不条理、カント、そしてドラッカーの話をさせていただいたが、はたして満足していたけたかどうか、わからない。が、近々、ここでお話したドラッカーの話は光文社新書として出版される予定なので、関心のある方はぜひ購入していただきたい。

 また、昨日、中央公論別冊『日本国の失敗の本質』が販売されたようだ。まだ、中央公論社から現物をもらってないのだが、私の論文も掲載されているので、ぜひ購入して読んでほしい。

論文のタイトルは「勝てない戦争に向かう不条理」であり、取引コスト理論を使って分析しているので、関心のある方はぜひ読んでもらいたい。

: 中央公論別冊 日本国の「失敗の本質」 2012年 01月号 [雑誌]

中央公論別冊 日本国の「失敗の本質」 2012年 01月号 [雑誌]

菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書)

菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書)

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

2011年11月22日 (火)

電車の中にいる第二の敵

 電車に乗り、席が空いているとしたら、みなさんはどこに座るだろうか。

大抵の人は、座席の端に座るだろう。知らない人が両脇に座るよりも、片方だけに知らない人が座る方が、気分的に心理的に楽だと考えるからだろう。

 しかし、これが間違いだ。座席の端には、別の敵がいるのだ。

立っている人で、座席の端によしかかってくる人だ。ナップサックを背負っている人などが、もたれて、よしかかってくると、もう最悪だ。ナップサックが端の席に座っている私の頭にあたるのだ。本当に、いらいらする。しかも、その人が向きを変えたりすると、大変だ。カツラノの人なら、カツラがズレそうだ。

さらに最悪なのは、髪の長い女子高生や女子中学生、髪が揺れてこちらにやってくる。もう最悪だ。心の中で、「髪を切れ、カットにして、しかっり勉強しろ!」と叫びたくなる。

さらに、わけのわからないダボダボのコートを着ているやつ。よれよれのコートのボタンをしっかりかけろ! コートの生地がすきまからこっちにやってくる。くそー!

 

 JR、私鉄にお願いしたい。座席の端は縦長の仕切りできっちりしきってほしい。横浜線の電車には、半透明のプラスティックの板が仕切りとして使用されているのだが(なにかトラブルがあったのかもしれない)、すべてにお願いしたい。

上記のこと、うまく表現できているかどうかわからないが(みなさんが理解できているのかどうかわからないが)、電車の中には、(1)寝ていてこちらに倒れてくる敵とともに、(2)もうひとり別の手ごわい敵がいることを紹介したかったのだ。

菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書)

菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書)

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

 

 

2011年11月21日 (月)

置き忘れたのはこれで2回目

今日、夕方、大失敗してしまった。

朝、家内が夕方から横浜に用事があるので、車で駅まで送ってほしいといった。夕方になり、家内を車で送ろうと思い、先に車に乗り、運転席に座っていた。ラジオをつけると、竹内まりあ作詞作曲の曲を松田聖子がいい感じに歌っていた。

あたりはもう暗い。エンジンをかけて待っていた。後ろの席のドアが開き、家内が後部座席に乗り、ドタンとドアの締まる音がした。

そこで、車を発進させて駅に向かった。松田聖子の歌は久しぶりに聴くなあ~と思いつつ、車の表示をみると、赤いランプがついている。

よく見ると、半ドアのランプだ。自分がドアをしっかり閉めなかったのか。家内が閉めなかったのか。と後ろをみたらおどろいた。後ろの席に、家内がいなかった。バックだけが置いてあった。

しまった、家内を置き忘れて、車を出してしまったのだ。少しパニックになった。すると、家内のバックにある携帯が鳴りだした。しかし、運転中で取れない。やっと、自分の携帯に電話がかかってきた。

怒っていた。

実は、家内を置き忘れたのは、これで2回目なのだ。こうなった理由は、家内がまずバックだけを車に置いて、家の鍵を閉めに車に乗らずにまたもどったことだ。

今日は、最悪だった。

かつて、ニュースで、車の後ろにいた妻をはねたという記事を読んだことがある。そのときは、「なんてバカな人がいるものだ。そんなことがあるのか」と思ったが、あると思う。まさに、私のような人間なのかもしれない。注意しなければならない。

菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書)

菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書)

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

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菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

2011年11月20日 (日)

人材よりも大臣ポスト数の方が多いのではないか?

 野田総理になってから、大臣の失言や失態が目立つ。経産省大臣にはじまり、最近では防衛省大臣が宮中晩さん会より、政治家のパーティの方が重要だといって欠席し、別の大臣は携帯電話までしてしまう。

 

 昔は、政治に関心がなかったせいか、人材の割りに大臣ポストの数が少ない印象で、派閥間の戦いは大変だなあと単純に思っていた。

 しかし、最近の民主党を見ていると、人材よりも大臣ポストの方が多いのではないかと思ってしまう。人材がいないので、無理矢理、大臣ポストをうめているのではないか。そんな人しかいないのか、と疑問に思ってしまうほど、大臣の質が悪い。

菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書)

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菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

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菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

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2011年11月19日 (土)

放射線量測定システムに関して、文部科学省、本当にしっかりして

 福島県内の小学校などに放射線量を測定し、リアルタイムで公表するシステムを文部科学省が発注したが、そのシステムの精度が悪過ぎて、契約した会社との契約を解除し、別の会社と契約を結ぶというニュースがあった。

ニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111118/t10014058371000.html

このニュースを聞いたとき、多くの人はなんてひどい会社だと、その会社に批判の目が向くかもしれない。たしかにそうだ。この大事なときに、とくに小学校など子供の健康に関わることなので、とくに腹が立つだろう。

 しかし、私はそのような会社と契約した文部科学省自体に疑問があると思う。本当にしっかりしてほしい。これだけ日本全体が放射能にピリピリしているのに、なぜそんな会社と契約したのか。これこそ、問題なのだ。

 ニュースによると、「文部科学省が調べたところ、このシステムで測定した放射線量が正しい値に比べて最大で40%ほど低い値になっていたうえ、通信に障害があり、データをリアルタイムで公表できないことが分かりました」とある。

考えられない。そんな会社はもともと技術がないのだ。いったいどんな方法で、そのような会社を選択したのか。こっちの方が問題だ。もしかしたら、これまでもそんなことがあったのではないか。どうしても、疑ってしまうのだ。裏でまたなにかあったのでは?などと疑ってしまうのだ。「今後は外部の専門家をいれて・・・」とかいっているが・・・・

とにかく福島県の子供たちの健康が心配だ。本当に、かわいそうだ。

菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書)

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菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

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菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

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2011年11月18日 (金)

吉田所長 命令違反が組織を伸ばす

東電、福島原発の吉田所長のはじめてのインタヴューが衝撃的だ。「死ぬかと思ったことが、何度かあった。」

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20111112-OYT1T00676.htm

今回の震災は、たくさんの悲劇があった。被災者の方々は本当に大変だったと思うし、いまも大変な状態にある。とくに、両親を亡くした子供たち。心配だ。

しかし、この震災を通して、われわれはいろんな発見もした。カントがいうように、やはり人間には他律的な側面だけではなく、自律的な側面があることをはっきり認識できた。人間はお金や物だけで行動するわけではないのだ。自分の外にある原因にしたがう他律的な存在ではないのだ。お金とは無関係に、あるいは上司の命令とは無関係に自律的に行動できるのだ。

とくに、吉田所長の勇気ある命令違反は注目すべきである。かつて、私は光文社新書から『命令違反が組織を伸ばす』という本を書いた。多くのひとたちは、この本の内容に関して懐疑的だった。しかし、人間は完全ではないので、常に上からの命令が正しいとはかぎらないのだ。そのときのためにも、日ごろから自律的に行動しておく訓練が必要があり、ときには命令違反する覚悟が必要なのだ。もちろん、その行動は自律的で、その行動の原因は自分にしかない。したがって、失敗したときには、その行動に対して責任をとる覚悟が必要なのだが・・・

菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書)

菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書)
東電の吉田所長の行動の意味を理解するために、読んでもらいたい

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

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菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

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2011年11月17日 (木)

今、研究していること

最近は、本当に忙しかったので、ブログも書けなかった。

11月のはじめまで、朝日カルチャーでドラッカーの講義、そして11月はじめに全労済で講演し、さらにこの月末には日本証券業協会でも講演する予定である。これらの講義・講演のパワーポイント資料の作成に少し時間がかかった。

また、中央公論別冊の論文とハーバードビジネスレビューの論文も年内には出る予定である。

さらに、経営哲学学会の『経営哲学ハンドブック』もPHPから12月に出版予定であり、いま大詰めを迎えている。

さらに、今村均の研究とドラッカーの研究も着々と進めている。

また、野中先生との共同研究も進めている。

デイビッド・ティースのダイナミック・ケイパビリティについても、近々にあたらしい解釈を示してみたい。

最後に、大学の雑用もたくさん抱えている。

これからたくさん出版物がでるので、関心のある人は一読お願いします。

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

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菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)
キュービックグランドストラテジーについて知りたい人はこれを読んでください。

少子化と大学はなぜ反比例するのか

(1)少子化問題が叫ばれて久しい。こどもが少なくなるので、いろんな地域で小学校や中学校が廃校となっている。

 

 しかし、奇妙なことに、大学の数が減っているという話しは聞いていない。依然として増えいているのではないか。テレビで、廃校になった小学校を利用した新しい大学が映っていたが、冷静に考えると不思議なことだ。なぜ少子化なのに、大学の数は増えるのか。

(2)日本の大学のレベルは必ずしも悪いとは思えない。私も、米国のトップ20のビジネス・スクールに留学したことがあるが、レベルはそれほどでもない。

 

 しかし、日本の大学が世界の大学ランキングの上位には登場してこない。ランキングを決める基準は何か。いろいろがあるが、米国系のランキングは、大抵、どれだけ多く外部から研究資金を集めたかがかなり重要な要因のようだ。(たとえば、以下の英文記事を読んでほしい)

 この観点からすると、日本の大学は弱い。日本は、国から補助金をもらっているので、いたずらに外部から補助金をもらおうとはしない。民間からたくさんもらうと、国から安定してもらえないかもしれないし、不正ではないかと疑われるかもしれない。

(3)以上、二つの話しをしたが、何の関係があるのかと思うかもしれない。鋭い人は共通点を見出しているかもしれない。文部科学省との関係である。

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

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関連記事

Harvard University has lost its top spot in the ranking of world universities for the first time in eight years. It was knocked off its perch by Caltech (the California Institute of Technology). Another California college, Stanford University, tied with Harvard for second spot. The annual, global list of the planet’s top educational institutions is compiled by London’s Times Higher Education and the Thomson Reuters Corp. Universities from the U.S.A. and U.K. dominated the list, with 75 American schools in the top 200. Seven of the top 10 colleges were in the U.S. and the rest were in Britain. Oxford University climbed two places in the rankings to fourth; Princeton University came fifth and the University of Cambridge was sixth.

Phil Baty, editor of the rankings, explained that Caltech leapfrogged Harvard because it had found greater funding for its research. He said: “The difference between Harvard and Caltech last year was minuscule. What’s happened this year is Caltech has seen a significant increase in its research income. A 16 percent increase. It’s quite significant in tipping the balance over in its favor.” Dr. Jean-Lou Chameau, president of Caltech, said: “Caltech is fortunate to have steadfast donors and partners whose support gives [the university] the ability to invest in new ideas long before they would be eligible for public funding opportunities.” Baty said private universities in America like Caltech are becoming more successful in raising funds.

 

 

 

 

2011年11月 3日 (木)

最近の放射能汚染情報の本当の意味

 最近、関東エリアでの放射能汚染をめぐる情報に関して、気になることがある。世田谷区である。

最近では、世田谷区をめぐる放射汚染のニュースが多いというのは多くの人々が感じていることだと思う。

 問題は、これをどう解釈するかだ。多くの人は、世田谷区の人々は大変だなあ~と思っているのではないか。

 しかし、本当はそうではないのだ。どこの区、どこの町、どこの地方が真剣に放射能を測定しているのかを意味しているように思う。

 つまり、ニュ-スに出てくる区や町ほど、真剣に放射能を測定しているのだ。出てこない区や町は単に厳密に調査していない可能性がある、つまり杜撰な検査をしている可能性があるのだ。

 だから、世田谷区の場合、区役所がかなり頑張っているように思う。私は横浜市に住んでいるが、もしからしたら横浜市は・・・・・・と思ったりしている。

 みなさんの地域はどうだろうか?

  • 菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

    菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

  • 菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

    菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

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