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2011年6月25日 (土)

次がだれがいいかわからないから、いまのままでいいというロジックは誤りだ。

 いま、「菅総理はやはく辞任すべきだ」というと、必ずでてくる発言がある。

「ではだれがいいのか」 それがはっきりしないのに変えても同じだといいたいのか、辞任しても意味がないといいたいのか、・・・・・

これに対する、私の考えは、こうだ。

 いまの菅総理のままでは、ヒトが動かない。だから、このままではマイナスしか生まれない。しかも、最悪のマイナスの方向に進むかもしれない。これは、もう確定的なのだ。プラスの方向にはもう向かないのだ。

 ではだれがいいのか。それは、まずは民主党がみんなで決めればいいのだ。この総理のもとならば自分は一時的にでも積極的に動きたいと思うような人を決めればいいのだ。たとえそれが一時的であってもいいのだ。

 そして、もしその人が時間の経過とともにだめだとわかったったなら、また変えればいいい。人間は不完全だから、固定化することなど絶対に許されない。そんなことを望んではならないのだ。

 海外から変化しすぎといわれても、逆に説得すべきだ。むしろ、固定化して誤りを拡大する方が危険なのだと。

 変革方向は、現状とは異なり、からなずしもマイナスになるとは限らないのだ。プラスもありうるのだ。

 以上のことから、現状維持か、変化か。どちらがいいのか。当然、後者だ。

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

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