JIN 最終回は良かった 圧勝の視聴率26%
ドラマJINの最終回は良かった。
どういった結末なのか楽しみにしていたが、私としてはまずまず満足できる結末であった。やはり、ストーリーがいいのは面白い。不要な濡れ場といったものがなかったのが特に良かった。そんなものがなくても、視聴率は取れるのだ。
視聴率も圧勝26.1% 最後は30%越え
●http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/rl-20110627-7797/1.htm
菊澤 研宗: 成功する日本企業には「共通の本質」がある 「ダイナミック・ケイパビリティ」の経営学
最新作です。アマゾンで予約可能になりました。
菊澤編著: ダイナミック・ケイパビリティの戦略経営論
最新の戦略経営論です。戦略経営論に関心のある人には、必読です。
菊澤研宗: 改革の不条理 日本の組織ではなぜ改悪がはびこるのか (朝日文庫)
拙著『組織の不条理』の姉妹編です。現代の不条理現象を分析しています。
菊澤 研宗: 組織の経済学入門 改訂版
改訂版です。ほとんど同じですが、少しクールな感じです。
菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理
2016年2月で5刷となりました。
菊澤研宗: ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー(祥伝社新書)
ドラッカー、カント、小林秀雄です。
野中 郁次郎: 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
私の論文も掲載されていますので、ぜひ読んでみてください。
David J. Teece: Dynamic Capabilities and Strategic Management
最近、注目されているダイナミック・ケイパビリティの本
経営哲学学会: 経営哲学の授業
経営哲学の本がやっとできました。面白いですので、ぜひ買ってください。 (★★★★★)
菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書)
東電の吉田所長の行動の意味を理解するために、読んでもらいたい。
菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)
キュービックグランドストラテジーについて知りたい人はこれを読んでください。
菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理
私の新著です。読みやすくなっています。関心のある人はぜひ一読お願いします。
NHKスペシャル 日本人はなぜ戦争へと向かったのか 上
NHKスペシャルの本
TVでは見れない私のインタヴューが掲載されています。
菊澤 研宗: 企業の不条理
新著です。
菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)
新書『戦略の不条理』をさらに詳しく知りたい人
ガバナンスの比較セクター分析―ゲーム理論・契約理論を用いた学際的アプローチ (比較経済研究所研究シリーズ)
この本の第4章を書いています。 (★★★★★)
週刊ダイヤモンド別冊 歴学(レキガク) 2010年 1/11号 [雑誌]
コラムに、ヴェーバーのプロ倫について書きました。
菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書 426)
祝!はやくも増刷
孫子、山本七平、クラウゼヴィッツ、リデルハート、ロンメル、ハンニバル、ナポレオンについて解説し、新しい戦略の哲学、キュービック・グランド・ストラテシー(立体的大戦略)を提唱する。 (★★★★★)
菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)
もうすぐ発売されます。「文庫化のためのあとがき」をぜひ読んでください。 (★★★★★)
神田 昌典: 10年後あなたの本棚に残るビジネス書100
拙著『組織の不条理』も100に選ばれています。 (★★★★★)
菊澤 研宗: 戦略学―立体的戦略の原理
祝2刷です。
菊澤研宗: 新著『戦略学』ダイヤモンド社
やっと発売されました。私の新しい本です。この本では、世界を物理的世界、心理的世界、知性的世界に分けて考え、従来の戦略論が物理的世界を対象とするものにすぎないこと、また心理的世界を対象としているのが行動行動経済学、さらに知性的世界を対象としているのが取引コスト理論だとし、何よりも企業が生き残るにはこれら三つの世界にアプローチするような立体的大戦略(キュービック・グランド・ストラテジー)が必要だということを説明しています。というのも、ひとつの世界だけを対象にした戦略だけでは、別の二つの世界で変化が起こったとき、淘汰されてしまうからです。
(★★★★★)
菊澤 研宗: なぜ上司とは、かくも理不尽なものなのか (扶桑社新書 16)
新書『命令違反が組織を伸ばす』の現代企業版です。
こちらの方がやさしく書いてあるので、関心のある人はぜひ買ってよんで見てください。その後で、『命令違反』を読むと、分かりやすいかもしれません。 (★★★★★)
菊澤 研宗: 「命令違反」が組織を伸ばす (光文社新書 312)
組織内の人間は、ある程度、失敗することが予測できたとても、そこに行かざるをえないことがある。このような失敗を「不条理な失敗」と呼びたい。このような不条理な失敗を回避する最終解決案は「命令違反」である。命令違反は常に悪しきものではなく、良い命令違反もある。そのような命令違反をも扱う新しいマネージメントが必要であることを、太平洋戦争の日本軍を事例にして説明する。 (★★★★★)
菊沢 研宗: 組織の経済学入門―新制度派経済学アプローチ
祝!5刷です。
最新の私の単著です。
取引コスト理論、エージェンシー理論、所有権理論をやさしく解説した本、その他、進化経済学、行動経済学、法と経済学、ゲーム理論にも触れていますので、お買得です。 (★★★★★)
菊澤研宗編著: 組織の経済学―業界分析
現在3刷です。
これは社会人学生とのコラボレイトでできた私菊澤のはじめての編著の本です。
新制度派経済学にもとづいて、メディア産業、化学産業、酒類産業、コンサル業界、ベンチャー・キャピタル、ヘッジファンド・・・・・・・・・・を分析しています。
(★★★★★)
デビッド ヴァイス: Google誕生 —ガレージで生まれたサーチ・モンスター
グーグルには関心をもっています。
Chris Anderson: The Long Tail: Why the Future of Business is Selling Less of More
ローングテールの本です。 (★★★★★)
菅谷 義博: 80対20の法則を覆す ロングテールの法則
ロングテールの法則は話題になっていますが、
私はこの本を未読。
ロングテール戦略行動は心理会計的に説明できると思います。ただし、その行動が成功的かどうかはわかりません。
不条理なコンピュータ研究会: IT失敗学の研究―30のプロジェクト破綻例に学ぶ
私の論稿も載っているので、関心のある方はぜひ読んでみてください。不条理のIT版です。 (★★★★★)
小林 秀雄: モオツァルト・無常という事
小林秀雄のモーツアルトの批評は絶品 (★★★★★)
スティーヴン・レヴィット: ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
シカゴ大学の先生らしい本のようです。
Rose Friedman: 選択の自由―自立社会への挑戦
シカゴ学派の総帥、フリードマンの古典。英知にあふれている。 (★★★★★)
リチャード・H. セイラー: 市場と感情の経済学―「勝者の呪い」はなぜ起こるのか
私の好きなR.セーラーの行動ファイナンス、経済心理学の本です。 (★★★★★)
真壁 昭夫: 最強のファイナンス理論―心理学が解くマーケットの謎
行動ファイナスの入門書です。 (★★★★)
ヨアヒム・ゴールドベルグ: 行動ファイナンス―市場の非合理性を解き明かす新しい金融理論
行動ファイナンスの入門書。非常にやさしく、わかりやすく説明してあります。 (★★★★★)
多田 洋介: 行動経済学入門
経済心理学の入門書。 (★★★★★)
小林 秀之: 「法と経済学」入門
法と経済学分野の定番、非常にわかりやすく説明してあります。 (★★★★★)
宍戸 善一: 法と経済学―企業関連法のミクロ経済学的考察
法という制度を経済学的に分析する分野のやさしい教科書。 (★★★★)
キム・クラーク: デザイン・ルール―モジュール化パワー
モジュール組織論を最初に言い出した本 (★★★★★)
国領 二郎: オープン・アーキテクチャ戦略―ネットワーク時代の協働モデル
気になる本です。 (★★★★★)
青木 昌彦: モジュール化―新しい産業アーキテクチャの本質
この本は、最新の組織デザイン論を扱っている面白い本です。 (★★★★★)
ジェイ・B・バーニー: 企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続
バーニーの戦略論も大幅に取引コスト理論やエージェンシー理論を取り入れています。ただ少し、中身がだらだらしている感じです。
デビッド J.コリス=モンゴメリー: 資源ベースの経営戦略論
この本は、戦略の経済学に近く、新制度派の諸理論を取り入れています。モンゴメリーの夫が、リソース・ベイスト・ヴューの開発者の一人、ウエルナー・ワーナフェルトだとは知りませんでした。
オリバー・E. ウィリアムソン: 現代組織論とバーナード
これは、ウィリアムソン編著の論文集です。ここには、オリバー・ハートの論文が入っています。ただし、訳にかなり問題あり。
オリヴァー・イートン・ウィリアムソン: 市場と企業組織
ウイリアムソンの初期の取引コスト理論の翻訳です。 (★★★★★)
Sytse Douma: Economic Approaches to Organizations
これ3版ですが、4版がでているようです。この本は、組織の経済学のやさしい教科書です。ただし、所有権理論が欠如しています。 (★★★★★)
エドワード・P. ラジアー: 人事と組織の経済学
人事に関する経済分析の本です。 (★★★★★)
Eirik G. Furubotn: Institutions And Economic Theory: The Contribution Of The New Institutional Economics (Economics, Cognition, and Society)
この本は新制度派経済学を広く網羅していると思います。筆者はドイツ系の学者です。フルボトンは、所有権理論で有名な人です。 (★★★★★)
Michael C. Jensen: A Theory of the Firm: Governance, Residual Claims, and Organizational Forms
この本は、マイケル・ジェンセンの実証的エージェンシー理論の論文集です。エージェンシー理論によるコーポレート・ガバナンス分析に関心ある人は必読です。
Harold Demsetz: The Organization of Economic Activity
これは、デムゼッツの所有権理論の論文集です。すばらしい論文集です。 (★★★★★)
柳川 範之: 契約と組織の経済学
この本は、所有権理論やエージェンシー理論を中心とする最新の研究を非常にやさしく解説した本であり、初心者でも読みやすくなっています。ただし、取引コスト理論の説明はありません。 (★★★★)
ダグラスC. ノース: 制度・制度変化・経済成果
この本は、所有権理論を歴史に応用し、ノーベル賞を受賞したダグラス・ノースの本で
す。ここでは、制度変化について説明していますが、内容はかなり難解でいくぶんもやもやした感じです。しかし、多くのインプリケーションがありますので、ぜひ読んでみる価値があると思います。
(★★★★★)
デイビッド ベサンコ: 戦略の経済学
この本は、取引コスト理論、エージェンシー理論、所有権理論を数学をほとんど使わないで比較的わかりやすく説明し、応用しています。数学を使っていないために、逆にだらだらした感じもしますが、上記の「組織の経済学」と併用するとよいと思います。とくに、この本では、企業の境界問題が充実していると思います。
(★★★★★)
ポール・ミルグロム: 組織の経済学
組織の経済学で最も有名な本です。内容は非常に充実しています。しかし、私の個人的な感想からすると、かなり読みづらい本でもあります。とくに、ミクロ経済学にふれたことのない人には、つらい本かもしれません。みんなで一緒に読むことを勧めます。
(★★★★★)
Jack J. Vromen: Economic Evolution: An Enquiry into the Foundations of New Institutional Economics (Economics As Social Theory)
このブローメンの本は、進化経済学をうまくまとめています。現在、進化経済学の研究は、アルチャンのダーウイン主義、ネルソンーウインターのラマルク主義、進化ゲーム論の三つの方向がありますが、これらをうまくまとめています。しかも、ヨーロッパの研究者らしく私の好きなポパーの進化論的認識論についても言及しています。
(★★★★★)
Richard R. Nelson: Evolutionary Theory of Economic Change (Belknap Press)
この本は進化経済学の原点となる本の一つです。非常に有名な本ですが、いまだ翻日本語に訳されていません。私が留学していたニューヨーク大学スターン経営大学のドクターコースの学生が私に奨めていた本です。この進化論の分野は、非常におもしろいので、今後、もう少し研究する必要があると思っています。
Oliver Hart: Firms, Contracts, and Financial Structures (Clarendon Lectures in Economics)
この本は、オリバー・ハートの有名な所有権理論の本であり、契約理論の原点といわれている本です。やや数学的です。契約理論に関心のある人は、この本を避けて通ることができないでしょう。ハートの顔を写真で見ましたが、とてもスマートな上品な感じがしました。彼によると、この分野は数学的に定式化するのが難しい分野で、かなり苦労しているとコメントしていました。このハートの著書に関して、上記のデムゼッツによる批判的書評もおもしろいので、ぜひ併読を勧めます。
(★★★★★)
John W. Pratt: Principals and Agents
この本の中にアローのエージェンシー理論をまとめた有名な論文"The Economics of Agency"が入っています。この論文で、隠れた知識問題としてのアドバースセレクション現象と隠れた行動問題としてのモラルハザード現象が非常にうまく区別され説明されています。
Michael C. Jensen: A Theory of the Firm: Governance, Residual Claims, and Organizational Forms
この本は、実証的エージェンシー理論に関するジェンセンの論文集です。ジェンセンのエージェンシー理論の論文は、よく知られていますが、日本ではそれほど読まれていないのではないでしょうか。この本もじっくりと読んで見ると、エージェンシー理論によって会計、ファイナンス、組織が幅広く分析できることがわかってきます。
(★★★★★)
Oliver E. Williamson: The Mechanisms of Governance
この本は、取引コスト理論をコーポレート・ガバナンスの問題やコーポレート・ファイナンスに応用した論文集です。この本は、非常にインプリケーションが多い本だと思います。 (★★★★★)
ロナルド・H. コース: 企業・市場・法
この本は、取引コスト理論や所有権理論に関するコースの論文集。1937年に、つまり第二次大戦前に取引コスト理論の論文が発表されていたことに驚かされます。また、「法と経済学」という新分野の先駆けとなった論文「社会的費用の問題」の長さにも驚かされます。読む度に、新しい発見のある素晴らしい本です。数学では表せないコースの英知であふれています。とにかく、時間をかけてじっくり読んでみたい本です。
(★★★★★)
岩井 克人: 会社はこれからどうなるのか
この本は非常にいい本です。一度は読むべきです。 (★★★★★)
小佐野 広: コーポレートガバナンスの経済学―金融契約理論からみた企業論
組織の経済学的な議論がまとまっています。 (★★★★)
菊澤 研宗: 比較コーポレート・ガバナンス論―組織の経済学アプローチ
私の本です。 (★★★★★)
Jonathan P. Charkham: Keeping Good Company: Corporate Governance Ten Years On
チャーカムの有名なガバナンスの本
各国のガバナンス・システムが比較されている。 (★★★★★)
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ドラマJINの最終回は良かった。
どういった結末なのか楽しみにしていたが、私としてはまずまず満足できる結末であった。やはり、ストーリーがいいのは面白い。不要な濡れ場といったものがなかったのが特に良かった。そんなものがなくても、視聴率は取れるのだ。
視聴率も圧勝26.1% 最後は30%越え
●http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/rl-20110627-7797/1.htm
いま、「菅総理はやはく辞任すべきだ」というと、必ずでてくる発言がある。
「ではだれがいいのか」 それがはっきりしないのに変えても同じだといいたいのか、辞任しても意味がないといいたいのか、・・・・・
これに対する、私の考えは、こうだ。
いまの菅総理のままでは、ヒトが動かない。だから、このままではマイナスしか生まれない。しかも、最悪のマイナスの方向に進むかもしれない。これは、もう確定的なのだ。プラスの方向にはもう向かないのだ。
ではだれがいいのか。それは、まずは民主党がみんなで決めればいいのだ。この総理のもとならば自分は一時的にでも積極的に動きたいと思うような人を決めればいいのだ。たとえそれが一時的であってもいいのだ。
そして、もしその人が時間の経過とともにだめだとわかったったなら、また変えればいいい。人間は不完全だから、固定化することなど絶対に許されない。そんなことを望んではならないのだ。
海外から変化しすぎといわれても、逆に説得すべきだ。むしろ、固定化して誤りを拡大する方が危険なのだと。
変革方向は、現状とは異なり、からなずしもマイナスになるとは限らないのだ。プラスもありうるのだ。
以上のことから、現状維持か、変化か。どちらがいいのか。当然、後者だ。
昨日は、久しぶりに防衛大学教官時代の教え子たちとあった。みんな出世していてうれしく思った。
また、同じ防衛大時代の教え子で、今年、駐在武官としてパキスタンに行く自衛官もいる。何とか、無事に帰ってきてほうしいと思う。
彼らの学生時代には、私も若く、いまでは考えられないが「経営学」という科目であっても、大胆にもK.R.ポパー、ラカトシュ、ファイアーベント、クーンなどの科学哲学を教えていたのだ。「経営学ははたして科学なのか?」
いまでは、私も歳をとって、もうそんな話はしなくなった。しかし、またいつか機会があれば、科学哲学の話をしたいものだ。そんな時代がくるだろうか?
「改革」を標榜して、民主党政権が誕生した。
しかし、いまの菅政権では、総理が居座れば居座るほど、改悪の不条理が発生する。むしろ、なにもしないで退陣してほしいものだ。総理の椅子にこだわるために、改悪が起こっているのだ。
経団連会長は、やめるといってやめないでいすわるというあの態度は、教育上、良くないというなことをいっていたが、本当にその通りだと思う。
●「そんなことを言っている場合ではない!いまは全員一致で復興対策を!」という人はいる。
しかし、そんな人は人間組織というものを知らなすぎる。信頼できない人のもとに、人間は動かないのだ。それが人間組織だ。機械の歯車ではない。
一人ひとりに最高の舞台を用意してあげるようなリーダーが必要なのだ。少なくともいまの総理はそういう人物ではない。逆に、総理の個人的な目的のために、モノのように、単なる手段として使われそうだ。そんな危険な人物のもとで働く人がいたら、それは人ではなく、モノだ。人間としての尊厳を否定するものだ。
●では、代わりに誰がいいのか。
そんなことはやってみなければわからない。そして、まただめならば、代わればいい。われわれ人間はもともと不完全なのだ。完全な総理など求めてはならない。失敗は前提だ。しかし、次の条件だけは必要だ。
●もし失敗したら、間違いを認めて、みずから潔く、退陣する人物だ。このような人物であれば、改悪に陥る可能性は少ない。
この意味で、安部、福田、麻生総理はまだ良かった。
さらに、いろんなことを知りたい人は以下の本を読んでください。
本日、国会会期が70日延期されるらしい。岡田民主党幹事長が総理と調整がとれたという。
本当だろうか。オオカミ少年ではないのか?
会期延期が承認されるやいないや、また「俺はやめるとはいっていない」とか、「延期を容認してくれたということは、みんなが私にがんばれといっているのだ」とかいって、居座るのではないか。
ほとんど、聞き分けのない子供と同じだ。
民主党もしっかりしてほしい。いい加減に、だめな総理を変えてほしい。だれもできないのか。国家の一大事に、なぜ命をかけて、行動しないのか。
私にはわからない。
まさに、「改革の不条理」だ!!!!!
拙著『なぜ改革は合理的に失敗するのか』が、ここ数日、アマゾンで売れている。理由がわからない。
●菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理
日経情報ストラテジーの書評に掲載されたからか?
●日経BPNET
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20110616/274163/
あるいは先週6月13日発売の「週刊ダイヤモンド」のドラッカー特集で、誌上講義としてドラッカーの経営哲学を説明したからか。

菅総理は、いろんなことをやって居座ろうとしている。周りが騒げば騒ぐほど、逆に居座ろうとする。この人はたぶん小さい組織の長にしかなったことがないのだろう。最後は、ヒトが大事なのだということを経験するような大組織の長になったことがないのだろう。怒鳴れば動くような小さい組織しかあつかったことがないのだろう。残念だ。
私はブログで何度も言っているように、問題は政治の問題ではない。党派を超えて、いま組織的に対処しなければならないのだ。それは、ドラッカーのいうマネジメントの問題なのだ。
菅さんでは、もうヒトが動かないのだ。いまのままでは、ますます人が離れていく。そうすれば、たくさんあるモノもお金もまったく動かなくなる。復興は遅れる。どんな案を打ち上げても同じだ。人が動かないのだ。
では菅さん意外なら、ヒトは動くのか。動くと思う。
では、それはだれか。それを決めるのが一番得意なのが、政治家たちだと思う。
今回は前回とは異なり、問題ははっきりしている。だれだったら一緒になって働けるのか。その1点につきる。早く新しい総理を決めてほしい。
●改革の不条理
拙著『なぜ改革は合理的に失敗するのか』朝日新聞出版の書評が、「日経ビジネス」6月20日号でも掲載された。関心ある人はぜひ読んでもらいたい。「日経情報ストラテジー」6月号でも掲載されたので、これで雑誌上では書評が2回目となる。拙著に注目していただき、感謝したい。
●『日経ビジネス』http://nbr.business.nikkeibp.co.jp/
●『日経情報ストラテジー』http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110609/361239/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
●菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理
大学生も簡単に読めるので、ぜひ購入して読んでほしい。
拙著『なぜ改革は合理的に失敗するのか』の書評が、日経情報ストラテジーに掲載された。
関心のある人は、以下をクリックしてください。
書評
書評
●http://biz.bcnranking.jp/article/column/bookreview/1104/110407_126003.html
菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理
この本は、ちょうど今回の大震災が発生した日に完成した。3月11日14時に担当の編集者の方と私の研究室で会っていたときに、地震が発生した。今となっては、思いで深い本であり、また不幸な本でもある。
もともとは民主党の掲げる「改革」を意識した本である。しかし、この本は政治的な本ではなく、日常、われわれが陥る不条理について分析した本であり、その対策についても展開している本である。
取引コスト理論、エージェンシー理論、所有権理論、プロスペクト理論などを相当分かりやすく説明し、応用した本なので、関心のある方はぜひ購入してほしい。
拙著『組織は合理的に失敗する』日経ビジネス人文庫が増刷になりました。読者のみなさん、感謝しております。
800円
この本は、今回の原発問題やいろんな問題を考える上で、いろいろ役に立つのではないかと思います。『失敗の本質』で有名な戸部先生流に言わせていただくと、この本は「歴史」を学ぶ本ではなく、「歴史」から学ぶ本です。
関心のある方はぜひ一読お願いいたします。
また、拙著『組織の経済学入門』も増刷されました。感謝しております。
●アマゾン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4641162778/kikuzawakensh-22
6月13日発売の「週刊ダイヤモンド」はドラッカー特集だ。そこで、ドラッカーの経営哲学について書いているので、関心のある人はぜひ読んでもらいたい。
●http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0053H8QWY/kikuzawakensh-22
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目次
特集
【エッセンシャル版】
ドラッカー
Part 1 ドラッカーが語りかける
ドラッカーの「人生相談」
Diagram 図解 世界に広がる交流関係図
Interview 柳井 正●ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長
Diagram 図解 ドラッカー本の世界
Diagram 3分間でわかる『もしドラ』の世界
Interview 為末 大●プロ陸上選手
Part 2 ドラッカーを活用する
非営利組織編 ドラッカー思想を体現のNPO
Column 震災の復興支援で問われる真価
企業編 教えどおりに経営し躍進のキヤノン電子
Interview 山口純史●ルネサスエレクトロニクス会長
Part 3 ドラッカーが全てを教える
誌上講義 経営哲学 カントと重なる人間主義哲学 (菊澤登場)
誌上講義 会計 ドラッカーは会計も教えてくれた
誌上講義 教育 子どもを育てるための9ヵ条
Part 4 ドラッカーのマネジメント
20の名言・至言で解き明かす真髄
本日、野中先生との共同論文「知識ベース企業の境界設定」が『一橋ビジネスレビュー』に掲載された。(以下の目次特集Ⅶの論文)
この論文は、野中先生のSECIモデルとウイリアムソンの取引コスト理論を結合して、現代企業理論の最大の問題の一つである企業の境界問題を解くものである。

●http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/hitotsubashi/#mokuji
いま、野中先生の関心の一つとして、ナレッジマネジメントを組織理論から「効率性」に関わる企業理論あるいは企業の経済学へと展開することであり、私の関心と一致して、今回の共同論文が完成した。関心のある人は、ぜひ購読してほしい。
カリフォルニア・バークレー出身の野中先生のSECIモデルとカリフォルニア・バークレーの教授ウイリアムソンの取引コスト理論が結び付いたという点でも面白い。
さらに、いまナレッジマネジメントの企業の経済学化研究の第二弾を進めているので、期待してほしい。
菅総理の退陣をめぐって、たくさんの議論がなされている。政治家としての花道を作るとか、震災対応のために、・・・のときまでとか。原発問題のめどがついたときとか、いっている。いすれも、政治的問題、経営的問題だ。
しかし、いま菅総理に問われているのは、そんな問題ではないと思う。人間としての問題だ。品位の問題だ。これ以上、人間としての品位をおとさないほうがいい思う。もうだれもついてこないのだ。
1年前と同じだ。
●一ヶ月後に民主党党首選挙があるので、それまで何もしない。
●今回の大事件のメドが着くまで、それまで退陣しない。
3月に予定され延期となっていた関東部会を開催します。
●今回は、学会の将来を担う若手のシンポジュウムで、司会、コメンテータを中堅の研究者で行ってもらうというのが狙いです。
●登壇する若い研究者や中堅研究者はいずれも非常に優秀です。私、菊澤が直に発表を聞いており、ぜひみなさんにも聞いてほしいと思わせる人たちです。とても刺激的な人たちです。
●また、今回は学会の重鎮、平田光弘先生に、ご講演お願いしてあります。今回は、先生から学問についていろいろと興味深いお話が聞けると思います。
●非会員の方で関心のある方は、以下のアドレスに参加希望のメールをください。
office1@jamp.ne.jp(送信失敗の表示がでますが、届いています)
●あるいは、以下から私にメールを直接ください。
http://kikuzawa.cocolog-nifty.com/about.html
研究や勉強が好きな人は大歓迎です。
*******************************************************
経営哲学学会関東部会
日時:7月9日土曜日13時から
場所:慶応義塾大学三田校舎 443教室(南校舎:新築)
http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html (建物6番の4階です)
プログラム
総合司会 榊原研互(慶應義塾大学)
Ⅰ:関東部会長挨拶 渡部直樹(慶應義塾大学)
Ⅱ:講演 13時-14時(講演30~40分+質問+休憩)
講演者:平田光弘(一橋大学名誉教授)「経営の“学”を考える」
司会:三井 泉(日本大学)
Ⅲ:次世代若手研究者シンポジュム:14時-17:30時
(報告者1人30分程度+コメテータ15分程度)
司会:三橋 平(慶應義塾大学)
コメンテータ:山中伸彦(立教大学)
コメンテータ:石井康彦(高千穂大学)
―方法論:企業行動をめぐる三つの見方―
1:報告者:ミン・ジョンウォン(慶大義塾大学大学院)
埋め込み理論アプローチ
「組織間ネットワーク埋め込みと仲介ポジション・ダイナミクス」
2:報告者:上西聡子(神戸大学大学院)
社会学的新制度派アプローチ
「技術標準をてこにした企業戦略の差異化
―携帯電話産業で生じたガラパゴス化を事例に-」
3:報告者:橋本倫明(慶大義塾大学大学院)
経済学的新制度派アプローチ
「企業境界をめぐる行動取引コスト理論分析」
Ⅳ:懇親会 山食 18時から
*実行委員 菊澤研宗(慶応義塾大学)
今回の不信任案問題をめぐって、「そんなことをしている場合か!」「被災地のことを考えて、みんなで行動しろ!」「余計なことを考えずに、とにかく早く復興対策を!」「こんなときに権力争いしている場合か?とにかく動け!」「政争などやっている場合か?もたもたしないで、早くお金とモノを!」
こんな意見が多いだろう。
しかし、私はそうは思わない。政治家も人間である。機械ではないし、単なる動物でもないし、機械の部品でもない。やはり、感情があるのだ。感情を抑えて、機械の部品のように、とにかく動けといわれても、それは無理なのだ。後ろから、ムチでたたくと脅されても、動物のように動かないのだ。
そんな見方をすることは、ある意味で政治家はかわいそうだ。政治家も人間だ。
いま問題なのは、政治的な問題ではないのだ。マネジメントなのだ。組織の指揮官、組織のリーダーが問題なのだ。政治的問題ではないのだ。いまは、主義主張は、それほど違わないのだ。
とにかく、マネジメントの問題なのだ。人間は機械と違うのだ。頭を使わずに、上から言われたことをだけやれ!といわれても人間は反発するだけだ。人間を人間としてではなく、モノのように扱うような人間のいうことは、だれも聞かないのだ。
こんなことは、100年も前に経営学が発見した事実なのだ。
政治家も党派を超えて気持ち良く仕事がしたいのだ。こんなときに、権力闘争など思っている政治家は少ないと思う。(もちろんゼロとはいわない)ほとんどの人が被災地のことを考えていると思う。
だから、菅総理は、ドラッカーがいうように、みんな気持ちよく仕事をしてもうらうように、最高の場をあたえなければならないのだ。現状をみるかぎり、みんなそんな気持ちになれていないように思う。2カ月間我慢してきたのだだろう。機械のように。
しかし、もう限界なのだろう。こんな状態では、今後も人は動かない。そうすると、カネもモノも動かないのだ。とにかく、早く菅内閣は早期に退陣し、特別な復興対策内閣を成立させて、みんな気持ちよく仕事をさせてあげることが先決だ。これは、政治的な問題ではなく、マネジメントの問題なのだ。
内閣不信任案が可決されるかどうか。この問題をめぐって、マスコミは一律に、こんな大変な時期になぜ政治権力闘争なのか。はやく復興対策を・・・という。
しかし、このようなマスコミの発言はどうだろうか。私の考えはこうだ。人が動かないと、お金も物も動かないのだ。ドラッカーがいうように、人、モノ、カネの中でも、人は特殊であり、もっとも大事なのだ。
信頼できない人がトップに居座ると、人が動かないのだ。そうすると、モノもカネも動かななくなるのだ。すべて人なのだ。
いまの内閣で疑問なのは、「この総理のために、おれはお金や名誉とは無関係に働きたい」と思う人はどれだけいるのか?もしそんな人があまりいなければ、今後も人はますます動かなくなる。そうすると、復興のためのモノもカネも動かなくなる。その動きはもっと遅くなるだろう。
各専門の大臣に話をすることなく、総理が勝手に「・・・・・万戸の仮設住宅をお盆までに建設する」とか、「・・万戸のソーラーパネル住宅を建設する」とか勝手にいってしまうのはいかがなものか?カント的にいえば、それは担当大臣を人間として扱ってないのだ。脅せば動く動物のように扱っているのだ。大臣がかわいそうになる。こいったことがたびたび起こっているようだが、そんな総理のために進んで動く人などいないだろう。
だから、危険なのだ。
私たちは、本質的に昨年と同じ場面にいま出くわしているのだ。デジャブーだ。
●昨年:
マスコミ「民主党党首選挙が1カ月後にある。1カ月で日本の総理が変わるなんておかしいだろう」 こうして、菅総理が継続した。
●今年:
マスコミ「この震災の時期に、総理が変わるなんておかしいだろう」 だから、菅総理は継続すべきだ。
このようなロジックの方がおかしい。
菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理
今日は、中央大学で朝から連続3時間(90分×3回)講義をする。疲れる日なのだ。最後の総合政策学部の講義になると、へとへとだ。しかし、前期だけだ・・・・と心でつぶやいてがんばっている。
しかし、今日は、講義をする前から疲れていて、横浜線にのって橋本駅で乗り換えなければならないところ、寝過してしまって、終点の八王子駅までいってしまった。講義に遅れることはなかったが、焦ってしまった。
とにかく、仕事が多くて、驚いている。しかし、これは嬉しいことでもある。すべてこなして対応したいと思っている。
ところで、中央大学多摩キャンパスにもう10年ぐらい通っているが、一つだけ気になることがある。あれだけ広くキャンパスで、広い建物なのだが、無駄に構造が複雑なものが多いのはなぜか。
8026教室がどこにあるのか分かりにくい。また、この校内の道をいくと、はたして駅にたどりつくのか?という道もある。さらに、なぜこの階段はぐるぐる回っているのか?なぜトイレの入り口は迷路のように「コの字」のようになっているのか?
私もいろんな大学に通っているが、これだけ無駄に構造がふくざつな大学はめずらしい。そう思っているのは、私だけだろうか?
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