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2011年6月

2011年6月26日 (日)

JIN 最終回は良かった 圧勝の視聴率26%

ドラマJINの最終回は良かった。

どういった結末なのか楽しみにしていたが、私としてはまずまず満足できる結末であった。やはり、ストーリーがいいのは面白い。不要な濡れ場といったものがなかったのが特に良かった。そんなものがなくても、視聴率は取れるのだ。

視聴率も圧勝26.1% 最後は30%越え

http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/rl-20110627-7797/1.htm

http://news.nifty.com/cs/topics/detail/110627416383/1.htm

2011年6月25日 (土)

次がだれがいいかわからないから、いまのままでいいというロジックは誤りだ。

 いま、「菅総理はやはく辞任すべきだ」というと、必ずでてくる発言がある。

「ではだれがいいのか」 それがはっきりしないのに変えても同じだといいたいのか、辞任しても意味がないといいたいのか、・・・・・

これに対する、私の考えは、こうだ。

 いまの菅総理のままでは、ヒトが動かない。だから、このままではマイナスしか生まれない。しかも、最悪のマイナスの方向に進むかもしれない。これは、もう確定的なのだ。プラスの方向にはもう向かないのだ。

 ではだれがいいのか。それは、まずは民主党がみんなで決めればいいのだ。この総理のもとならば自分は一時的にでも積極的に動きたいと思うような人を決めればいいのだ。たとえそれが一時的であってもいいのだ。

 そして、もしその人が時間の経過とともにだめだとわかったったなら、また変えればいいい。人間は不完全だから、固定化することなど絶対に許されない。そんなことを望んではならないのだ。

 海外から変化しすぎといわれても、逆に説得すべきだ。むしろ、固定化して誤りを拡大する方が危険なのだと。

 変革方向は、現状とは異なり、からなずしもマイナスになるとは限らないのだ。プラスもありうるのだ。

 以上のことから、現状維持か、変化か。どちらがいいのか。当然、後者だ。

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

防衛大時代の教え子たちと会った

昨日は、久しぶりに防衛大学教官時代の教え子たちとあった。みんな出世していてうれしく思った。

また、同じ防衛大時代の教え子で、今年、駐在武官としてパキスタンに行く自衛官もいる。何とか、無事に帰ってきてほうしいと思う。

彼らの学生時代には、私も若く、いまでは考えられないが「経営学」という科目であっても、大胆にもK.R.ポパー、ラカトシュ、ファイアーベント、クーンなどの科学哲学を教えていたのだ。「経営学ははたして科学なのか?」

いまでは、私も歳をとって、もうそんな話はしなくなった。しかし、またいつか機会があれば、科学哲学の話をしたいものだ。そんな時代がくるだろうか?

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

2011年6月23日 (木)

改革の不条理

「改革」を標榜して、民主党政権が誕生した。

しかし、いまの菅政権では、総理が居座れば居座るほど、改悪の不条理が発生する。むしろ、なにもしないで退陣してほしいものだ。総理の椅子にこだわるために、改悪が起こっているのだ。

経団連会長は、やめるといってやめないでいすわるというあの態度は、教育上、良くないというなことをいっていたが、本当にその通りだと思う。

●「そんなことを言っている場合ではない!いまは全員一致で復興対策を!」という人はいる。

しかし、そんな人は人間組織というものを知らなすぎる。信頼できない人のもとに、人間は動かないのだ。それが人間組織だ。機械の歯車ではない。

一人ひとりに最高の舞台を用意してあげるようなリーダーが必要なのだ。少なくともいまの総理はそういう人物ではない。逆に、総理の個人的な目的のために、モノのように、単なる手段として使われそうだ。そんな危険な人物のもとで働く人がいたら、それは人ではなく、モノだ。人間としての尊厳を否定するものだ。

●では、代わりに誰がいいのか。

そんなことはやってみなければわからない。そして、まただめならば、代わればいい。われわれ人間はもともと不完全なのだ。完全な総理など求めてはならない。失敗は前提だ。しかし、次の条件だけは必要だ。

●もし失敗したら、間違いを認めて、みずから潔く、退陣する人物だ。このような人物であれば、改悪に陥る可能性は少ない。

この意味で、安部、福田、麻生総理はまだ良かった。

さらに、いろんなことを知りたい人は以下の本を読んでください。

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

2011年6月22日 (水)

私にはわからない。なぜ菅総理が総理の座に居座るのか。

本日、国会会期が70日延期されるらしい。岡田民主党幹事長が総理と調整がとれたという。

本当だろうか。オオカミ少年ではないのか?

会期延期が承認されるやいないや、また「俺はやめるとはいっていない」とか、「延期を容認してくれたということは、みんなが私にがんばれといっているのだ」とかいって、居座るのではないか。

ほとんど、聞き分けのない子供と同じだ。

民主党もしっかりしてほしい。いい加減に、だめな総理を変えてほしい。だれもできないのか。国家の一大事に、なぜ命をかけて、行動しないのか。

私にはわからない。

まさに、「改革の不条理」だ!!!!!

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

2011年6月19日 (日)

拙著『なぜ改革は合理的に失敗するのか』が売れている理由がわからない

拙著『なぜ改革は合理的に失敗するのか』が、ここ数日、アマゾンで売れている。理由がわからない。

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

日経情報ストラテジーの書評に掲載されたからか?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110609/361239/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

●日経BPNET

http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20110616/274163/

あるいは先週6月13日発売の「週刊ダイヤモンド」のドラッカー特集で、誌上講義としてドラッカーの経営哲学を説明したからか。

  • : 週刊 ダイヤモンド 2011年 6/18号 [雑誌]

    週刊 ダイヤモンド 2011年 6/18号 [雑誌]

  • あるいは、明日6月20日発売の「日経ビジネス」の書評のおかげか?
  • http://www.excite.co.jp/News/magazine/MAG21/20110620/288/

  • 2011年6月18日 (土)

    菅総理、ヒトが動かないのに、モノもカネも動くはずがない。

    菅総理は、いろんなことをやって居座ろうとしている。周りが騒げば騒ぐほど、逆に居座ろうとする。この人はたぶん小さい組織の長にしかなったことがないのだろう。最後は、ヒトが大事なのだということを経験するような大組織の長になったことがないのだろう。怒鳴れば動くような小さい組織しかあつかったことがないのだろう。残念だ。

    私はブログで何度も言っているように、問題は政治の問題ではない。党派を超えて、いま組織的に対処しなければならないのだ。それは、ドラッカーのいうマネジメントの問題なのだ。

    菅さんでは、もうヒトが動かないのだ。いまのままでは、ますます人が離れていく。そうすれば、たくさんあるモノもお金もまったく動かなくなる。復興は遅れる。どんな案を打ち上げても同じだ。人が動かないのだ。

    では菅さん意外なら、ヒトは動くのか。動くと思う。

    では、それはだれか。それを決めるのが一番得意なのが、政治家たちだと思う。

    今回は前回とは異なり、問題ははっきりしている。だれだったら一緒になって働けるのか。その1点につきる。早く新しい総理を決めてほしい。

    ●改革の不条理

    菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

    菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

    2011年6月17日 (金)

    拙著『なぜ改革は合理的に失敗するのか』の書評が「日経ビジネス6月20日号」で掲載された

     拙著『なぜ改革は合理的に失敗するのか』朝日新聞出版の書評が、「日経ビジネス」6月20日号でも掲載された。関心ある人はぜひ読んでもらいたい。「日経情報ストラテジー」6月号でも掲載されたので、これで雑誌上では書評が2回目となる。拙著に注目していただき、感謝したい。

    ●『日経ビジネス』http://nbr.business.nikkeibp.co.jp/

    ●『日経情報ストラテジー』http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110609/361239/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

    菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

    菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

    大学生も簡単に読めるので、ぜひ購入して読んでほしい。

    2011年6月16日 (木)

    拙著『なぜ改革は合理的に失敗するのか』の書評

    拙著『なぜ改革は合理的に失敗するのか』の書評が、日経情報ストラテジーに掲載された。

    関心のある人は、以下をクリックしてください。

    書評

    http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110609/361239/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

    書評

    http://biz.bcnranking.jp/article/column/bookreview/1104/110407_126003.html

    菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

    菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

    この本は、ちょうど今回の大震災が発生した日に完成した。3月11日14時に担当の編集者の方と私の研究室で会っていたときに、地震が発生した。今となっては、思いで深い本であり、また不幸な本でもある。

    もともとは民主党の掲げる「改革」を意識した本である。しかし、この本は政治的な本ではなく、日常、われわれが陥る不条理について分析した本であり、その対策についても展開している本である。

    取引コスト理論、エージェンシー理論、所有権理論、プロスペクト理論などを相当分かりやすく説明し、応用した本なので、関心のある方はぜひ購入してほしい。

    2011年6月13日 (月)

    拙著『組織は合理的に失敗する』(文庫)が増刷になりました

    拙著『組織は合理的に失敗する』日経ビジネス人文庫が増刷になりました。読者のみなさん、感謝しております。

    組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

    菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫) 

    800円

    この本は、今回の原発問題やいろんな問題を考える上で、いろいろ役に立つのではないかと思います。『失敗の本質』で有名な戸部先生流に言わせていただくと、この本は「歴史」を学ぶ本ではなく、「歴史」から学ぶ本です。

    関心のある方はぜひ一読お願いいたします。

    また、拙著『組織の経済学入門』も増刷されました。感謝しております。

    組織の経済学入門―新制度派経済学アプローチ

    ●アマゾン

    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4641162778/kikuzawakensh-22

    2011年6月10日 (金)

    6月13日発売「週刊ダイヤモンド」でドラッカーの経営哲学について語る。

    6月13日発売の「週刊ダイヤモンド」はドラッカー特集だ。そこで、ドラッカーの経営哲学について書いているので、関心のある人はぜひ読んでもらいたい。

    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0053H8QWY/kikuzawakensh-22

    目次

    特集
    【エッセンシャル版】
    ドラッカー

    Part 1 ドラッカーが語りかける
    ドラッカーの「人生相談」
    Diagram 図解 世界に広がる交流関係図
    Interview 柳井 正●ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長
    Diagram 図解 ドラッカー本の世界
    Diagram 3分間でわかる『もしドラ』の世界
    Interview 為末 大●プロ陸上選手

    Part 2 ドラッカーを活用する
    非営利組織編 ドラッカー思想を体現のNPO
    Column 震災の復興支援で問われる真価
    企業編 教えどおりに経営し躍進のキヤノン電子
    Interview 山口純史●ルネサスエレクトロニクス会長

    Part 3 ドラッカーが全てを教える
    誌上講義 経営哲学 カントと重なる人間主義哲学 (菊澤登場)
    誌上講義 会計 ドラッカーは会計も教えてくれた
    誌上講義 教育 子どもを育てるための9ヵ条

    Part 4 ドラッカーのマネジメント
    20の名言・至言で解き明かす真髄

    2011年6月 9日 (木)

    野中郁次郎先生との共同論文が「一橋ビジネスレビュー」に掲載

    本日、野中先生との共同論文「知識ベース企業の境界設定」が『一橋ビジネスレビュー』に掲載された。(以下の目次特集Ⅶの論文)

    この論文は、野中先生のSECIモデルとウイリアムソンの取引コスト理論を結合して、現代企業理論の最大の問題の一つである企業の境界問題を解くものである。

    http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/hitotsubashi/#mokuji

    いま、野中先生の関心の一つとして、ナレッジマネジメントを組織理論から「効率性」に関わる企業理論あるいは企業の経済学へと展開することであり、私の関心と一致して、今回の共同論文が完成した。関心のある人は、ぜひ購読してほしい。

    カリフォルニア・バークレー出身の野中先生のSECIモデルとカリフォルニア・バークレーの教授ウイリアムソンの取引コスト理論が結び付いたという点でも面白い。

    さらに、いまナレッジマネジメントの企業の経済学化研究の第二弾を進めているので、期待してほしい。

    2011年6月 7日 (火)

    いま首相に問われているのは政治的経済的問題ではなく、人間的問題だ

    菅総理の退陣をめぐって、たくさんの議論がなされている。政治家としての花道を作るとか、震災対応のために、・・・のときまでとか。原発問題のめどがついたときとか、いっている。いすれも、政治的問題、経営的問題だ。

    しかし、いま菅総理に問われているのは、そんな問題ではないと思う。人間としての問題だ。品位の問題だ。これ以上、人間としての品位をおとさないほうがいい思う。もうだれもついてこないのだ。

    1年前と同じだ。

    ●一ヶ月後に民主党党首選挙があるので、それまで何もしない。

    ●今回の大事件のメドが着くまで、それまで退陣しない。

    2011年6月 5日 (日)

    2011年7月9日経営哲学学会関東部会のお知らせ

    3月に予定され延期となっていた関東部会を開催します。

    ●今回は、学会の将来を担う若手のシンポジュウムで、司会、コメンテータを中堅の研究者で行ってもらうというのが狙いです。

    ●登壇する若い研究者や中堅研究者はいずれも非常に優秀です。私、菊澤が直に発表を聞いており、ぜひみなさんにも聞いてほしいと思わせる人たちです。とても刺激的な人たちです。

    ●また、今回は学会の重鎮、平田光弘先生に、ご講演お願いしてあります。今回は、先生から学問についていろいろと興味深いお話が聞けると思います。

    ●非会員の方で関心のある方は、以下のアドレスに参加希望のメールをください。

    office1@jamp.ne.jp(送信失敗の表示がでますが、届いています)

    ●あるいは、以下から私にメールを直接ください。

    http://kikuzawa.cocolog-nifty.com/about.html

    研究や勉強が好きな人は大歓迎です。

    *******************************************************

    経営哲学学会関東部会

    日時:7月9日土曜日13時から 

    場所:慶応義塾大学三田校舎 443教室(南校舎:新築) 

      http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html (建物6番の4階です) 

    プログラム 

    総合司会 榊原研互(慶應義塾大学)

    Ⅰ:関東部会長挨拶 渡部直樹(慶應義塾大学)

    Ⅱ:講演 13時-14時(講演30~40分+質問+休憩)

    講演者:平田光弘(一橋大学名誉教授)「経営の“学”を考える」 

      司会:三井 泉(日本大学) 

    Ⅲ:次世代若手研究者シンポジュム:14時-17:30時

    (報告者1人30分程度+コメテータ15分程度)

    司会:三橋 平(慶應義塾大学)

    コメンテータ:山中伸彦(立教大学)

    コメンテータ:石井康彦(高千穂大学)

    ―方法論:企業行動をめぐる三つの見方―

    1:報告者:ミン・ジョンウォン(慶大義塾大学大学院) 

    埋め込み理論アプローチ

    「組織間ネットワーク埋め込みと仲介ポジション・ダイナミクス」  

    2:報告者:上西聡子(神戸大学大学院)

    社会学的新制度派アプローチ 

    「技術標準をてこにした企業戦略の差異化

    ―携帯電話産業で生じたガラパゴス化を事例に-」

    3:報告者:橋本倫明(慶大義塾大学大学院)

    経済学的新制度派アプローチ

    「企業境界をめぐる行動取引コスト理論分析」

    Ⅳ:懇親会 山食 18時から

    *実行委員 菊澤研宗(慶応義塾大学)

    2011年6月 3日 (金)

    被災地のことを考えると、そんなことをしている場合か、というけれど!

     今回の不信任案問題をめぐって、「そんなことをしている場合か!」「被災地のことを考えて、みんなで行動しろ!」「余計なことを考えずに、とにかく早く復興対策を!」「こんなときに権力争いしている場合か?とにかく動け!」「政争などやっている場合か?もたもたしないで、早くお金とモノを!」

     こんな意見が多いだろう。

     しかし、私はそうは思わない。政治家も人間である。機械ではないし、単なる動物でもないし、機械の部品でもない。やはり、感情があるのだ。感情を抑えて、機械の部品のように、とにかく動けといわれても、それは無理なのだ。後ろから、ムチでたたくと脅されても、動物のように動かないのだ。

     そんな見方をすることは、ある意味で政治家はかわいそうだ。政治家も人間だ。

     いま問題なのは、政治的な問題ではないのだ。マネジメントなのだ。組織の指揮官、組織のリーダーが問題なのだ。政治的問題ではないのだ。いまは、主義主張は、それほど違わないのだ。

     とにかく、マネジメントの問題なのだ。人間は機械と違うのだ。頭を使わずに、上から言われたことをだけやれ!といわれても人間は反発するだけだ。人間を人間としてではなく、モノのように扱うような人間のいうことは、だれも聞かないのだ。

     こんなことは、100年も前に経営学が発見した事実なのだ。

     政治家も党派を超えて気持ち良く仕事がしたいのだ。こんなときに、権力闘争など思っている政治家は少ないと思う。(もちろんゼロとはいわない)ほとんどの人が被災地のことを考えていると思う。

     だから、菅総理は、ドラッカーがいうように、みんな気持ちよく仕事をしてもうらうように、最高の場をあたえなければならないのだ。現状をみるかぎり、みんなそんな気持ちになれていないように思う。2カ月間我慢してきたのだだろう。機械のように。

     しかし、もう限界なのだろう。こんな状態では、今後も人は動かない。そうすると、カネもモノも動かないのだ。とにかく、早く菅内閣は早期に退陣し、特別な復興対策内閣を成立させて、みんな気持ちよく仕事をさせてあげることが先決だ。これは、政治的な問題ではなく、マネジメントの問題なのだ。

    菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

    菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

    2011年6月 2日 (木)

    この時期になぜ不信任案!というけれど、 人が動かないとカネも物も動かないのだ!

     内閣不信任案が可決されるかどうか。この問題をめぐって、マスコミは一律に、こんな大変な時期になぜ政治権力闘争なのか。はやく復興対策を・・・という。

     しかし、このようなマスコミの発言はどうだろうか。私の考えはこうだ。人が動かないと、お金も物も動かないのだ。ドラッカーがいうように、人、モノ、カネの中でも、人は特殊であり、もっとも大事なのだ。

     信頼できない人がトップに居座ると、人が動かないのだ。そうすると、モノもカネも動かななくなるのだ。すべて人なのだ。

     いまの内閣で疑問なのは、「この総理のために、おれはお金や名誉とは無関係に働きたい」と思う人はどれだけいるのか?もしそんな人があまりいなければ、今後も人はますます動かなくなる。そうすると、復興のためのモノもカネも動かなくなる。その動きはもっと遅くなるだろう。

     各専門の大臣に話をすることなく、総理が勝手に「・・・・・万戸の仮設住宅をお盆までに建設する」とか、「・・万戸のソーラーパネル住宅を建設する」とか勝手にいってしまうのはいかがなものか?カント的にいえば、それは担当大臣を人間として扱ってないのだ。脅せば動く動物のように扱っているのだ。大臣がかわいそうになる。こいったことがたびたび起こっているようだが、そんな総理のために進んで動く人などいないだろう。

     だから、危険なのだ。

     私たちは、本質的に昨年と同じ場面にいま出くわしているのだ。デジャブーだ。

    ●昨年:

    マスコミ「民主党党首選挙が1カ月後にある。1カ月で日本の総理が変わるなんておかしいだろう」 こうして、菅総理が継続した。

    ●今年:

    マスコミ「この震災の時期に、総理が変わるなんておかしいだろう」 だから、菅総理は継続すべきだ。

    このようなロジックの方がおかしい。

    菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

    菊澤研宗: なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理

     

    2011年6月 1日 (水)

    今日は乗り越して八王子までいってしまった

    今日は、中央大学で朝から連続3時間(90分×3回)講義をする。疲れる日なのだ。最後の総合政策学部の講義になると、へとへとだ。しかし、前期だけだ・・・・と心でつぶやいてがんばっている。

    しかし、今日は、講義をする前から疲れていて、横浜線にのって橋本駅で乗り換えなければならないところ、寝過してしまって、終点の八王子駅までいってしまった。講義に遅れることはなかったが、焦ってしまった。

    とにかく、仕事が多くて、驚いている。しかし、これは嬉しいことでもある。すべてこなして対応したいと思っている。

    ところで、中央大学多摩キャンパスにもう10年ぐらい通っているが、一つだけ気になることがある。あれだけ広くキャンパスで、広い建物なのだが、無駄に構造が複雑なものが多いのはなぜか。

    8026教室がどこにあるのか分かりにくい。また、この校内の道をいくと、はたして駅にたどりつくのか?という道もある。さらに、なぜこの階段はぐるぐる回っているのか?なぜトイレの入り口は迷路のように「コの字」のようになっているのか?

    私もいろんな大学に通っているが、これだけ無駄に構造がふくざつな大学はめずらしい。そう思っているのは、私だけだろうか?

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