経営学史学会報告2011年5月22日青森公立大で
一昨日、青森公立大で経営学史学会があった。今回は、統一論題で、「科学と哲学の総合学としての経営学」について報告した。
何十年ぶりかで、批判的合理主義ポパーの話をした。私は、この分野が本当に得意なので、傲慢にもいつもだれにも負ける気がしない。だから、とても楽しく報告できた。もちろん、カントもヴェーバーも得意なので、今回はとても面白く、有意義な学会であった。
何人かの先生が、私の今回の報告で、私が立場を変更したのではないかと疑問をもたれたかもしれない。「あの菊澤がなぜ?」。しかし、私の中ではまったく矛盾はなく、一貫して論理的だと思っている。
なぜ私が新制度派経済学とドラッカーを同時に研究しているのかもわかって頂けるのではないかと思うのだが・・・・
今後も、地道に説明していきたい。
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